初のアメリカ大陸へ
今日から約2週間初のアメリカ大陸に視察へ行ってきます。これまで海外渡航歴は数十回、欧州でさえ3回行ったことがあるのにUSAはハワイ3回とグアム2回のみで、アメリカ本土を訪れる機会はなかなかありませんでした。
今回、私が副校長を務めるひとよしくま熱中小学校の繋がりで食の熱中小学校の関連イベントがシアトル熱中小学校で行われことからお誘い頂き渡米の機会を得ることとなりました。
今回の行程は西海岸を縦断
シアトルを皮切りに西海岸を10泊12日で縦断予定です。シアトル〜ポートランド〜サンフランシスコ〜ロサンゼルスを訪れ、まちづくりや食文化、エンターテインメント、着地型旅行などを体験し知見を広げたいと思っています。今回の特に楽しみなのはまちづくりの聖地ポートランド。
山崎満広さんの著書「ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる」読んでからずっと訪れることを夢見ていました。脱モータリゼーションを進め、数十年かけて徒歩、自転車、トラムを核としたウォーカブルなコンパクトシティの現状をじっくりと実踏したいと考えます。
サンフランシスコではシリコンバレーと言いたいところですが、私が国立公園で自然体験ツアーを行っていることもあり、ヨセミテ国立公園への日帰りツアーへ参加します。
食文化の勉強をするためにワインで有名なナパバレーでオーパスワンをはじめとするワイナリーツアーにも参加。
また、海辺のまちづくりの参考になるサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフも外せません。クラムチャウダーも食べたいですし、海産物・食・観光がどのようにクロスして魅力を創り出しているのか、まちづくりにつながっているのかも学習したいと思います。
ロサンゼルスでは世界的に有名な海岸沿いのリゾートサンタモニカへ宿泊します。ショッピング・グルメだけでなく街並み、ランドスケープデザインについて頭に落とし込みを進める予定です。
出発は羽田空港から
九州はアメリカ行きの路線がないので羽田経由でシアトルに向かいます。2018年にハワイに行くときに訪れて以来の6年ぶりの訪問となります。以前と違うのは圧倒的に日本人比率が下がり外国人比率が上がっていることです。フロント、飲食店ともに外国人スタッフが増え海外の空港にいるような錯覚さえ覚えました。
インバウンドが盛況でアウトバウンドが伸び悩む日本の現状を出だしから痛感。私が今回の渡米するについて友人知人に話すたびに「円安なのにすごいね!」「高いでしょ? 幾らかかるの?」と費用に関する質問ばかり。このマインドだから円安になるんですよね。勿論、今回の旅費は円安の厳しさを実感し過ぎる程なかなか高額です。でも、行く価値ありますし、円安や費用ばかりを気にしていると永遠に行くことはできません。私はこのタイミングで行くべきだと思いました。世界の中心であるアメリカ経済を肌で感じることは今後の事業展開に大きく役に立つと思いますし、視察先で学んだことをしっかりと自身の事業に還元するつもりです。
両替で円安を実感。両替店は要注意
両替をしましたが、まさに円安を痛感する結果となりました。コロナ禍前は1ドル110-120円だったと記憶していましたが隔世の感ですね。ここで一つこれまでの経験が役に立つ出来事が。羽田空港のイミグレを通過後両替店は2軒ありますが、最初に訪れた店舗のレートが幾ら円安とはいえあまりにもレートが悪いなと思い、直感でもう一軒を確認しに移動。そうするとなんと五円もレートが違うではないですか!
これまでも同様の経験があったので両替場所は本当にしっかりリサーチすべきだと改めて感じた次第です。両替する金額が大きくなるほど、その差は大きくなりますからね。皆さんも羽田空港国際線を訪れることがありましたらしっかりとレートを比較しましょう!
それではアメリカへ行ってきます!
現地ではできるだけ毎日noteを更新して行きたいと思います!
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水辺のまちづくり|観光・公共交通・三セク再生のリアル
熊本県をフィールドに観光と公共交通を軸とした水辺のまちづくりに取り組んでいます。また、補助金なしで公共交通立ち上げや債務超過の三セク再建な…
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