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「好きすぎるもの」を仕事にする弊害?


「好きなことを仕事にする。」そういう価値観が流行ってる。


でも一方で、

  • 「仕事は楽しんでやるべきじゃない。」

  • 「他人の役に立つことを第一に考えるべき。」

そういう意見もありますね。


結局どっちなのか?


好きなことを仕事にする。その弊害について考えてみました。


好きすぎるものを仕事にすることの弊害?


好きすぎる。それを仕事にするとどうなるか?どんな弊害があるか?


想像しやすいのは以下のようなこと。

  1. 周りが見えなくてなってしまう。

  2. 自分の主張が入り込んでしまう。

  3. 情熱が消えたときが怖い?


①周りが見えなくなってしまう。


「仕事とは、お客様を満足させること。」


この大前提を崩すと、仕事として成り立たなくなってしまう可能性は高い。


情熱があると、簡単に視野が狭くなって、ある一点だけを深堀りしてしまう可能性がある。


「自分の好きをどのようにお客さんに見てもらうか?」自分がどう見られているかを常に考え続けないといけない。


②自分の主張が入り込んでしまう。


そのものが好きすぎる。好きすぎるがゆえに、自分の意見が強く入り込んでしまう。


「自分が正しいんだ!」そうやってお客さんに向かって言ってしまう。そういう押し売りをされても、お客さんはなびいてくれない。


専門的な知識があることは、立派な財産。ただ、「情報」と「情熱」は切り分けて考えた方が良さそう。


③情熱が消えたときが怖い?


情熱をぶつけるものを持っていることは素晴らしい。それが仕事になっているのならなおさら。


ただ、その情熱をずっと持ち続けることができるとは限らない。好きだったものが好きでなくなった、関心が無くなってしまった。そのときはどうするのか?


好きを仕事にしていた。それが途切れたときに、自分はどうするかを考えておかなくてはいけない。仕事をすることで経験を積んでおかなくてはいけない。


おわりに


ということで、好きなことを仕事にする弊害についてでした。


  1. 好きなものは、自分本位。

  2. 仕事とは、お客さん本位。


「好きなことを仕事にする」とは「好きなことをやりつつお客さんのことを考えることができるか」にかかっている。


それとも、仕事は仕事、趣味は趣味と切り分けるか。それは人によって考え方や価値観、人生観によって違うのかもしれません。


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