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剪定枝(りんご)を有効利用してみた

季節を感じながら、身近な植物を使った
草木染めやモノづくりを楽しんでみませんか?

冬になると、他の季節に比べて、
染める草木が少なくなる。
当たり前といえば当たり前の話。
樹木は落葉し、草は寒さを避けて
地面にぺったりくっついている。


寒いのが苦手な私は、12月頃から
口を開けば寒い、寒いと言っていた。
ここ数日は、日中晴れると暖かく、
少しずつ春になってくる気配を感じる。
そう思って少し薄着になると、
また一気に真冬に戻るので、
油断してはいけない。

とはいえ、畑にはイヌノフグリは
咲いているし、イチゴも緑色の葉が
新しくついている。

草木染めには、
樹木の剪定枝が使われることも多い。

葉が落ちて枝だけになった樹木の剪定は、
1月、2月に行うことが多い。
家に樹木があれば、
剪定した枝を使えるけれど、
そうもいかない場合はどうするか...

私の場合は、
落ちている枝を拾い集めることがある。
桜並木の下をよく見ると、
枝が落ちていることが結構ある。
落ちている枝でも十分染まる。


公園や土手で剪定をしている人がいたら、
声をかけるともらえることも。

私の父は、剪定の仕事をしているが、
切った枝や葉を捨てるのに、
お金がかかると言っていた。
それを有効利用できたら良いのになと思う。


あとは、庭木が沢山生えている家の人と
仲良くなる(笑)
それは無理でも、友達の家に庭木があったら、
剪定した枝をもらえないか声をかけておくと
良いかもしれない。

先日、姫りんごの細く伸びた枝を、
新芽の上辺りで切った。
それが正しいのかは分からないけれど...
この剪定枝を使って染めてみた。

姫りんご剪定後
姫りんごの剪定枝
染色中

姫りんごの枝で黄色に染まる。
りんごの葉を使うと、ピンク色になるとか。

今回の布は型染めをする予定なので、
布の下地処理をせず、少し薄めの黄色に。

型染めについては↓


落ちている枝葉を見つけたら、
何か使えないかと考えてみるのも面白い
かもしれない。
例えば、畑をやっている人は腐葉土にしたり。
畝の周りに置いておくと、
そのうち分解して養分になっていくし、
乾燥させて焚き火に使ったり、
チップにしたら燻製にも使えるかも。

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