小学6年生対象 第一回Iroribiカップ開催!骨格推定AIでフォーム分析を体験!
Iroribiカップを開催しました!
Iroribi×SS伊豆の共同開催で、2023年12月23日(土)第1回Iroribiカップを開催しました!
小学校6年生を対象にした全8チームのサッカーチームがエントリーして、当日は総勢80人以上の子供達が熱海 姫の沢グランドで熱い戦いを繰り広げました。
以前からSS伊豆のスポンサーとして関わってきて、今回Iroribiとしては初めての主催カップでしたが、SS伊豆による企画/運営のもと実現することができました。
大会のようすと結果
最初に4チーム総当たりのグループリーグを行ったあと、グループの同順位のチーム同士が対戦し、最終順位を決めていきました。
全チーム全選手が手を抜くことなく、大人顔負けの熱いプレーを繰り広げ、どの試合も非常に見ごたえのある試合となりました。
6年生の大会ということもありハイレベルな技術はもちろんですが、激しいボールの取り合いから生まれるアグレッシブなプレーもあり、とても盛り上がった大会であったと感じています。
最終的な順位はこちらになります。
1位 VELUWE(裾野市)
2位 山田FC (三島市)
3位 SS伊豆 (熱海市)
第3位以内のチームと全体MVPにそれぞれトロフィーを進呈🏆
そして各チームのMVPにはSS伊豆とIroribiのノベルティグッズ等を進呈✨
また参加賞としてオリジナルデザインのスポーツTシャツを子供達全員に贈りました!
対象チームの中心年齢は6年生でしたが、4、5年生もメンバーに入って一緒にプレーをしているので、「来年は絶対トロフィー欲しい」「次はMVP狙う」という子も多く、惜しくも振るわなかった子達からも前向きで元気な声が聞けて、開催できてよかったと思いました。
来年以降も徐々に進化しつつ、続けて開催できるようにIroribiとしても努めていきたいです!
ステレオカメラでの骨格推定AIを子供達が体験!
骨格推定ってどんな技術なのか?
デジタル体験ブースではステレオカメラを利用した骨格推定を展示しました。
骨格推定技術は以下のような形でカメラ画像から関節・骨格の位置を推定し、どのようなフォーム(姿勢)であるかを分かりやすく可視化することができるAI技術です。
最初は、子供達も「何が行われているのだろう」という興味から画面にくぎ付けになりながらカメラの前で面白がって動いていました。
面白いというのを体験してもらった後は、骨格推定の結果を画面で見ながら、子供たちに分析した内容を説明し、データを用いて丁寧に教えることに挑戦しました。
実際のフォームを確認してみる
例えば下記のような分析を子供たちにもやってみてもらいました。
・シュートフォーム分析
・ドリブル姿勢分析
・GKキャッチング分析
これまでは、分析を通してなんとなく教えていたシュートフォームなどをより明確に子供たちに伝えることができたと感じています。子供たちも「楽しい!」だけではなく「なるほど」という顔をしながら話を聞いていました。
例えばシュートフォームの分析で言えば、上半身のパワーをしっかり伝えたいと考えた時に軸足と反対の手が下がっていると上半身が伸びないのでしっかりパワーが伝わらない原因になります。
先ほどのトップチーム伊藤選手のように軸足の反対の手が上がっていると大きくパワーを伝えることができます。
これはサッカーの現場では「しっかり手を使おう」などの指導になりますが、このように可視化するだけで肩と手の関係をわかりやすくフィードバックすることができます。デジタル技術をスポーツ現場で活用する可能性を大いに感じることができた展示でした。
今後は、いかに子供達が自分たちで気づきを出せるのかがポイントになってくると感じています。そのためにも可視化画面を見て課題を発見し、その課題を解決につなげていけるようなソフトウェアや環境づくりをやっていきたいと思います。
Iroribiカップを通して
この大会を通してサッカー×デジタルの可能性を感じるきっかけが作れたのではないかと考えています。
子供たちや保護者がいつもとは違う角度からプレーを見ることができたのはもちろんですが、それ以外にも世の中にはこんな技術が広がっているのだということを体験できる場にすることができました。
保護者の方から、「すごい!こんなことができるの!」という声があがったのが何よりの証拠であり、やってよかったなと思う瞬間でした。
これはIroribiの理念でもある【テクノロジーがあふれる社会を実現する】につながる大事な1歩ではないかと改めて感じました。
実際に子供達や保護者の方からの反応を得ることで、この骨格推定AIが、チーム練習の他、個人・家庭内での練習でも、どう活かせるか具体的なイメージにもつながりました。
今後も今回の活用であがった課題をさらにブラッシュアップしつつ多くの人に広げていけるようにしていきます。
骨格推定AIはこちらの書籍から作成しています!
今回つくった骨格推定AIは、Iroribi代表の下山が共著で出版した『Python×APIで動かして学ぶ AI活用プログラミング』内容を参考にしました。
本書は「とにかくAIの”活用”を体験する」ことに重点をおき、プログラミングの経験が無くとも「コピペ」から初めの一歩が踏み出せるように書かれています。
実際に参考した部分は、2章のコードの部分になります。
この本を参考にしてよかった点は、全部のコードが書いてあるのですぐに技術を使う体験ができることです。
すぐに動かすことができるのでいろいろ技術を使って試したりしながら、コードの意味を学んでいけます。
やはり学習を進めて行く中で、技術をどう使うのかをイメージしていくことはすごく大切なので、本をすすめながら体験することで具体的に考えることができました。
サッカーとデジタル技術が結びついたように、ぜひ皆さんも自分の生活や仕事に、最新技術を結び付けていくきっかけとして「技術体験」して頂ければと思います。
Iroribiは社会人サッカーチームSS伊豆を応援しています!https://www.ssizu.com/
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