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越境学習プログラム in 中土佐 とは?

今の生き方や仕事に、大きな不満はない
ただ、特段気に入った生き方でも仕事でもない
とはいえ、特に不満があるわけではないので、
今すぐ行動を起こす気にもならない
でも、この生き方や仕事をずっと続けるか?
それもまた違う気がする
あれ?いま自分どこに向かっているんだっけ?
本とかメディアを読んでも解決しないことはわかってる
なんだろう、この言葉にしづらいモヤモヤは…


1. 越境学習プログラム in 中土佐 とは?

 いつもとは異なる場所で、自分とは異なる背景を持つ人たちとの対話や、非日常体験を通じて自分と向き合います。それによって、日常の忙しさや固定観念で埋もれていた価値観の再認識や、新たな自分の興味の発見など、内省を促すプログラムです。

2. なぜやるのか

 価値観というのは、些細な習慣から人生の選択といった大きな局面まで、さまざまな場面において行動を決定づける根源であり、自分の人生の羅針盤のようなものです。この"羅針盤"、人それぞれで針が指し示す方向は、十人十色であるはずだと思います。ですが、多忙な日々・固定観念・同調圧力・慣れきった環境…などが影響し、無意識に不自然な方向に向かせてしまっていたり、そもそも、羅針盤の指し示す方向なんて考えなかったり…。

 越境学習プログラム in 中土佐では、、自分自身と向き合い、羅針盤が指す方向を再確認する時間と場を提供します。今の”羅針盤”が指し示している方向が合っていることを再確認する人もいれば、引き続き向かうべき方向を探求する人もいることでしょう。自分自身と向き合った人たちのアクションは、人それぞれ異なることと思いますが、その人らしい、生き生きと楽しい生き方を実現できるきっかけを、舞台となる中土佐町で発見していただけたらいいな、と。

3. なぜ越境学習なのか

 越境学習というと聞き慣れない人も多いかもしれません。越境学習の定義は多々ありますが、1つ定義をピックさせてもらうと、

越境学習とは、ビジネスパーソンが所属する組織の枠を越え(“越境”して)学ぶことであり、「知の探索」によるイノベーションや、自己の価値観や想いを再確認する内省の効果が期待されています。

越境学習によるVUCA時代の企業人材育成ー経済産業省

といったものがあります。越境学習プログラム in 中土佐では、このように越境学習を捉えています。

普段とは異なる環境に身を置き、非日常体験を通じて、過去の経験や思考と意識的に切り離してものごと(特に自己の内面)を認知し、自分の大切にしている価値観などに気付く(=内省)ことで、今まで見えていなかった選択肢が見えてくる、人生において自分が向かいたい方向が解ってくる。

 越境学習は、多くの人が意識せずとも経験のあることなのではないかと思います。例えば、海外を旅するだけでも、日本にずっと住んでいるため気が付かなかった日本の魅力を再認識できるはずです(公園の水道水を飲める/電車が時間通りに来る…などなど)。

 越境学習のベクトルを自分の内面に向けたものが、このプログラムです。日常とは異なる体験をし、対話を通して他者の価値観に触れることで、自分の価値観が相対的に意識され、埋もれていた価値観の再認識や新たな自分の興味の発見につながります。

4. 何をやるのか

 越境学習プログラム in 中土佐は、大きく「非日常体験」と「対話と内省の時間」で構成されています。 

・非日常体験
農業体験など、そのほか日常では体験できない仕事を、体験していただきます。普段とは異なる体験をして、何を感じたか、その率直な気持ち・感情に目を向けてみてください。
 それに携わる人(農業体験の場合、生産者さん)が、どのような思いや価値観のもとで、その仕事に向き合っているのか、どんな人生哲学があるのか、感じとってみてください。

・対話と内省の時間
非日常体験やそれに携わる人の思いを聞いて、何を思ったか、は人それぞれ異なると思います。それを参加者みなさんでシェアしたり、そのほか様々な対話を通じて、他者の価値観に触れながら、自分の価値観の輪郭を少しずつ捉えていきましょう。

5. 直近開催予定のプログラム

企画:中土佐町地域おこし協力隊 坂本
問い合わせ先:irori.crossboundary@gmail.com


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