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文章を書くだけがコピーライティングではない

昨日ビジネスパートナーと一緒にコミュニティのメンバー10名ほどのLP(ランディングページ)の添削を行っていました。

提出されたLPを見て、正直最初予想していたよりもみなさんクオリティが高かったので驚きました笑


今日は、その添削を行う中で何度か繰り返しお伝えした内容があったのでこちらでもシェアしたいと思います。

それは「文章を書くだけがコピーライティングではない」ということです。


「コピーライティング」というとどうしても「=文章」というイメージがあると思いますが、そもそも「なぜコピーライティングをするのか?」というと「商品を購入してもらうため」とか何かしらの理由があるわけですよね。

その目的を達成する手段の一つが「文章で伝える」ということであるだけで、目的を達成するために他の手段の方が効果的だと思えば文章だけにこだわる必要はないわけです。


例えば文章で伝えるよりも図を差し込んだ方がわかりやすければそうするべきでしょう。

「動画で伝えたほうが目的を達成するためにはより効果的」だと思えば、そこは動画で伝えるべきでしょう。

特にLPなどの「そのページを見た人に商品購入などのアクションをしてもらう」ことを目的としたページの場合は、成約率が1%、2%上がるだけでも売上に大きく影響する可能性もあります。

「コピーライティング」だからといって文章だけにこだわらず、成約率を上げるために有効だと思うことは取り入れていくようにするべきでしょう。


特に「写真」は手軽ですし、効果も高いので積極的に使っていくと良いですね。

私は「写真や動画、図などをどう使っていくか?」というところも含めて「コピーライティング」だと思っています。


写真の効果は色々とあります。

まずLPだとどうしても全体の文章量が1万文字とか2万文字とか多くなりがちなので、文章だけが延々と続くと、読んでいる方も読みづらいですし疲れてしまいます。

ところどころ写真を入れてあげることで読んでいる方も格段に読みやすくなります。


またこういったLPは、小説のように頭からお尻まで一言一句丁寧に読む人というのは基本的にはいないと思って書いたほうが良いです。

ザーッとスクロールしていって気になるところで一旦止まって読んで、その後またザーッとスクロールして、という感じでLPを上下に行ったり来たりしながら気になるところだけ拾い読みしていくような読み方をする人が多いんですね。(これは過去のヒートマップのデータからも明らかです)

そこで、重要な、読んでほしい部分の前後などに写真を入れておくと、写真がアイキャッチ的な役割になって一旦そこでスクロールを止めてくれる可能性が上がるので効果的です。


また写真を使う場合は、「無料 写真」などで検索すると出てくるようなサイトから写真素材を持ってきて使うのも良いのですが、

こういった写真素材は色々なところで使われていて見ている方も見慣れている可能性があったり、どうしても「素材写真感」が出てしまい、スルーされてしまいがちですので、アイキャッチとしての役割は少し弱くなります。

可能であれば出来る限りオリジナルの写真を使っていった方がより効果的ですね。


またオリジナルの写真はそれだけで信頼感を高めてくれる効果もあります。

「百聞は一見にしかず」という言葉もありますが、文章で長々説明するよりも写真を見せた方がわかりやすい場合も多々あります。

例えばトレーナーの方であればトレーニング中の様子とか、ジムの中がどんな感じなのか?というのは文章で説明するよりも写真を見せてあげればそれだけで一発でわかりますし、信頼感も違います。

文章だけだったら極論いくらでも嘘をかけてしまうわけですからね。


お客様の声なんかも可能であればそのお客様と自分が一緒に写っているような写真を用意できると良いですね。(もちろん動画だったらなお良し)

また写真だけに限らず文章中、大事なところは太字にするとか赤字にするとか下線を引くとか、マーカーを引いた風にするとか、文字装飾してあげるのも有効です。

それだけでグッと読みやすくなります。(ただしあまりやりすぎると逆に読みづらくなるので適度に)


以前の記事で「基本的にはデザインよりも文章の方が大事」と書いたんですが、それは決してデザインを軽視して良いということではありません。

「デザインが良い・悪い」というのは何もお洒落でスタイリッシュなデザインだとか、ダサイデザイン、みたいな意味だけではなく、

上述したような「読みづらい」という「視認性が低い」「可読性が低い」状態の意味も含みます。


確かに核となる文章が全然ダメであれば、いくらデザインを頑張ったところで成約に繋がる可能性は低いと思います。

しかし「文章はダメだけど、ページのデザインが良いから買う」ということは起きづらくとも、

逆に「文章は良いんだけど、ページのデザインが悪いから離脱される」ということは頻繁に起きます。

せっかく頑張って作った商品なのに「ページが読みづらい」みたいな本質とは関係のないところで離脱されてしまうのはすごくもったいないですよね。

どうしてもこういったLPなどを書いている時は、文章の方に意識を持っていかれがちだとは思うのですが、ぜひ文章以外の見た目の部分も気にして頂ければなと思います。


ちなみにこの記事は「文章以外も大事」という内容ですが、本文中に写真は一枚も使っていません。笑

言い訳ですが、毎日更新を目標にしているので一記事一記事そこまで見た目の部分まで気にして写真を差し込んだり動画を差し込んだりすると労力的にも時間的にも絶対に続かないので、基本は文章オンリーで、続けること優先でやらせていただいているということでご容赦くださいませ。

少しでも参考になりましたら幸いです。




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