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1%の違いで利益が何倍も変わる
有料商品の販売用LP(セールスレター)では、成約率が1%前後ということも普通です。
つまりページを100人が見てくれたら1人が購入してくれるような割合です。
もちろん業種や商品の価格など様々な前提条件によっても違いますし、既存のお客様だったり、すでにファン化が進んでいる見込み客に対してセールスをする場合などはもっと成約率が高い場合もありますが、
広告などから直接LPに飛ばすような場合はまずは成約率1%超えることを目標にするようなことも多いです。
そこからテストを繰り返して、徐々に反応を上げていき成約率2%超えたら上々、というイメージです。
「たかが1%。1%が2%になったってたいして変わらないんじゃない・・・?」
と思ったかもしれませんが、たかが1%でも利益的には大きく変わってくる場合もあります。
例えばですが商品価格1万円の商品があったとして、それを広告で売っていこうと考えたとします。
広告費は仮に5万円使ったとし、結果LPに1000アクセスを呼べたとしましょう。
その場合に成約率が1%だと10人が商品購入してくれるので売上は10万円。
広告費5万円を引いて、利益としては5万円です。
では成約率2%の場合はどうなるかというと、20人が商品購入してくれるので売上は20万円。
広告費5万円を引いて、利益としては15万円です。
1%変わるだけで、売上は2倍、利益はなんと3倍になっています。
もし成約率3%が出たら、売上3倍、利益は5倍です。
やっていることは変わらないのにページの成約率が1%、2%変わるだけで、利益は3倍、5倍と増えてくのです。
逆に言うと、ページの成約率が低いまま広告などを回しているのは大きく機会損失している状態とも言えます。
以前の記事でもお伝えしましたが、ページの成約率に影響する要素はたくさんありますが、中でも一番大事な要素になるのが「コピーライティング」です。
ヘッダーの文言をちょっと変更しただけで、ページの成約率が大きく改善するようなこともあります。
なので私はウェブのスキルの中でも「コピーライティング(セールスライティング)」が最も重要だと考えているわけですね。
私は会社でウェブ広告を使ったウェブ集客の支援ということをやっていますが、正直広告のスキルよりもコピーライティングの方が大事です。
成約率の高いLPであれば、多少広告運用が下手であってもそれなりに売上、利益は上がると思いますが、成約率が低いLPを広告運用でカバーすることは基本できません。
広告の場合だけではなくチラシでもなんでも同じです。
反応の悪いチラシを何万枚撒いても効果が薄いのと同じことです。
反応の取れる販売用LP(セールスレター)がないままでは、いくら広告を打とうがSNSを頑張ろうが、ブログを更新しようが効果は非常に薄いので、
ウェブからの集客を考える場合はまずは「しっかりと練り込んだLPを作る」ということが必要になってくるということですね。
少しでも参考になりましたら幸いです。
LPについてはこちらでも記事にしています↓