副業には2種類ある
昨日副業についての記事を書きましたが、そもそも「副業」と一口に言っても2種類あると思っています。
業務委託型の副業と、業務委託型ではない副業です。(便宜上後者を「起業型の副業」と呼ぶことにしますね)
業務委託型とは、誰かからの依頼で「記事を書く」とか「データ入力する」とか「サイトを作る」とか何かしらの作業をすることでその分の報酬をもらう形態です。
起業型の副業は例えばアフィリエイトやせどりなどの物販だったり、誰かからの依頼でやっているわけではなく自発的にビジネスを起こしているようなものですね。
業務委託型の副業は報酬は得やすいです。
「サイトを作る」など、受注するのに一定のスキルが必要なものもありますが、誰でもできるような副業もあります。
例えばアンケートに答えて○円もらえる、とか、昔ながらの内職みたいなものもこの業務委託型の副業で、誰でも出来ますしやれば確実にお金になります。
ただし「やれば確実にお金になる」というメリットはあるものの、逆に言えば「やった分以上のお金になることはない」ということでもあります。
ビジネスとしての発展性は薄いです。
もちろん、例えば「サイト制作」であれば外注パートナーを確保して、自分が受注した案件をそこに振っていくような仕組みが作れれば発展させていくことは可能ですが、
そこまでいくとそれは単純な業務委託型というわけではなく、「業務委託型の仕事を使ったビジネスの仕組みを起こした状態」となるので起業型の副業に近いでしょう。
対して起業型の副業は必ずしもやった分だけ収入が入ってくるとは限りません。
数ヶ月一生懸命作業して収益0なんてことはザラにありますし、広告を使うようなものや仕入れが必要なものであれば赤字になることすらあり得ます。
しかしその分上手くいった場合には収益が二次関数的に増えていくことも可能になるのがこちらの起業型の副業の特徴です。
私がこのnoteで「副業」と書く場合は、基本的にはこちらの起業型の副業を指して言っています。
昨日の記事で「副業だからちょろっとやってちょろっと稼げれば良い」という心構えではなかなか稼ぐことは難しい、と書きましたが、
これも起業型の副業の話ですね。
業務委託型の副業であれば可能ではあるので、「毎月数万円が入ってくればそれでOKでそれ以上は全く望んでいない」という場合には、
こちらの副業を選択するのが良いかと思います。
ご存知のかたも多いと思いますが、今は「クラウドワークス」「ランサーズ」「@SOHO」などなど、
そういった仕事をネット上で受注するためのサイトも多数あります。
※もちろん受注できる仕事を探している方は他にもたくさんいるので良い案件であればあるほど受注するための競争は激しくなりますが。
ただ将来的に独立したいとか、副業であっても将来的に収益を伸ばしていきたいという場合には起業型の副業に取り組まないと基本的には厳しいです。
起業型の副業は、はじめのうちは特に作業量と収益が全く比例しない時期が続きがちなので嫌になることも多いと思いますが、
業務委託型の副業をずっと続けていても上限がすぐに見えてしまってそれ以上を目指していくことが厳しいため、そこは覚悟の上で取り組まないとダメですね。
最初の頃は「作業時間と得られた収益を時給換算したら10円にも満たなかった」みたいなことは普通にあります。
しかし逆に今月収益数万円だった人が翌月いきなり数十万円に伸びる、みたいなこともよくあるので、
業務委託型の副業とは全く性質が異なるということを理解した上で取り組む必要がありますね。
少しでも参考になりましたら幸いです。