見出し画像

140字小説【キャンプ好きな夫】

夫婦の寝室にノートパソコンを持ち込み画面を見つめる夫。暗い部屋の中で「パチパチ」という音と、暖色系の光が私の睡眠を妨げている。「もう消して!」と訴える私を横目に夫がほざいた。「焚き火は薪が完全に灰になるまで見届けないと」イラっとした私は夫のノートパソコンをシャットダウンした。

いいなと思ったら応援しよう!

こし・いたお
チップは執筆の励みになります。