Photo by biba_yome 140字小説【最後に見えた不倫相手】 4 こし・いたお 2024年7月27日 00:07 僕らは仮面夫婦。不倫疑惑のある妻が、珍しく僕をイベントに誘った。いくら広くて手が込んでいても、ヒマワリ畑の迷路なんて子供向けの催しにすぎない。僕は高を括っていた。「近道は左な気がするの」僕はなぜか誰もいない迷路を進み、深い穴に落ちた。薄れゆく意識の中、妻と畑の主が見下ろしていた。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップは執筆の励みになります。 チップで応援する #超短編小説 #140字小説 #さぶ嫁さん 4