140字小説【寝子】
「昔は名前に子を付ける親が多かったのよ」彼女に名前の由来を聞くとそう答えた。名前は寝子。ニ階から落ちても平気だったり、夜に目が光ったりと普通ではない。その答えが名前にあると思ったのだ。以前釣りをしている時にケガした野良猫を保護した。でも急に姿を消し、一緒に探してくれたのが彼女…。
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「昔は名前に子を付ける親が多かったのよ」彼女に名前の由来を聞くとそう答えた。名前は寝子。ニ階から落ちても平気だったり、夜に目が光ったりと普通ではない。その答えが名前にあると思ったのだ。以前釣りをしている時にケガした野良猫を保護した。でも急に姿を消し、一緒に探してくれたのが彼女…。