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140字小説【いにしえの灯台守】

旅の途中、僕は白い灯台を見つけた。唯一灯台に繋がる道は、腐食した鉄柵によって封鎖されている。なのに僕は灯台の窓に老人の姿を見た。夜になり、好奇心に駆られた僕は、再び灯台にやってきた。火が灯っている。柵を乗り越え階段を上ると昼間の老人がいた。「交代か…あとは任せたぞ」老人は消えた。

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