140字散文【怒りの癖】
自分がどんな時に腹が立つか知っておくことは、無益な争いを避けるために有効だ。
こうして海を眺めていると心が洗われ怒りなど無縁な気すらしてくる。
砂浜の流木に腰掛けホットドッグを口に運ぶぼく。
突如斜め後方から飛来した鷲がホットドッグを奪いさっていった。
ぼくは怒りに震え流木を叩き割った。
終
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