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140字小説【〇〇たちの復讐】

復讐の連鎖は止まらなかった。核戦争が起こり都市は廃墟と化した。瓦礫の山に黒い雨が降り注ぐ。数か月後、黒い雨が止むと、瓦礫の隙間から無数の植物の芽が顔を出し始める。生き残った人々はその光景に一筋の光を見た。異様なほど成長した植物達は綺麗な花を咲かせ、甘い香りで人を誘うと呑み込んだ。


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こし・いたお
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