140字小説【繋がっていた】
ぼくが子ども時代に多用していたスキル。それは想像上の出来事をまるで自分が体験したかのように語ること。つまり嘘をつくことだった。誰の為にもならないゴミスキル…そう思っていた。でも大人になってから気付いた。このスキルの上位互換は小説を書くことだと。作家を目指す今のぼくに繋がっていた。
いいなと思ったら応援しよう!
チップは執筆の励みになります。
ぼくが子ども時代に多用していたスキル。それは想像上の出来事をまるで自分が体験したかのように語ること。つまり嘘をつくことだった。誰の為にもならないゴミスキル…そう思っていた。でも大人になってから気付いた。このスキルの上位互換は小説を書くことだと。作家を目指す今のぼくに繋がっていた。