Photo by msy03 140字小説【真夜中の美術館】 3 こし・いたお 2023年9月4日 00:07 美術館の警備員になった僕は真夜中の館内で女の声を聞いた。「ダ、ル、マ、さ、ん、が、こーろんだ!」昔の記憶が蘇り反射的に立ち止まる。声のした方を見ると、僕に背を向け、木と向き合うように立つ女の絵。再び声が聞こえ、僕は恐る恐る近づいていく。すると絵から伸びた長い手が僕の首を掴んだ。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップは執筆の励みになります。 チップで応援する #140字小説 #ホラー小説 #だるまさんがころんだ #みしぃさん 3