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140字小説【運命の分岐点】

週末の夜、僕は音楽フェスが開かれている公園に、家族を連れ手ぶらでやって来た。するとホームレスの男が、この軽くて丈夫なフライパンを買ってくれと頼みこんできた。十日は何も食べていないらしい。僕は「要らない」と冷たくあしらった。だがその後、刃物を持った通り魔に襲われた僕たち家族は・・・


軽くて丈夫なフライパンを持っていたなら、通り魔は襲ってこなかったかもしれません。あるいは家族を守る盾になったかも?

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こし・いたお
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