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140字小説【鋼の通行人】

ぶつかりオジサンが獲物を物色しながら歩いていた。華奢な女とすれ違いざま、勢いよくぶつかった。しかし、弾き飛ばされ床に倒れるオジサン。「私の骨格は超合金で120キロあります。今あなたは故意に私とぶつかりました。暴行罪により署まで連行します!」女は泣く子も黙るロボットおとり捜査官。

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こし・いたお
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