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140字小説【玉乗りカップル】

僕はマッチングアプリで未来の妻を探していた。でも気になった人はみんな離れていく。収入は大道芸の玉乗りで貰う投げ銭だけ。そんなその日暮らしをしているからだ。ある日、運命の人に出会った。バツイチの彼女も玉乗りをしていたという。稼ぎは僕の比ではない。なぜなら彼女が乗っていたのは玉の輿。

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こし・いたお
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