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140字小説【ペグの使い方】

山間のキャンプ場にやってきた僕は、ストレス解消にきたという1人の女性と知り合った。2本のペグを交差させて地面に打ち込み、薪を置く簡易ラックを作っている。僕は感心した。だが夜も更けた丑三つ時、僕は「カン、カン」という音で目覚め外を見た。女性が鬼の形相で藁人形にペグを打ち込んでいる…

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こし・いたお
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