Photo by tama3ro 140字小説【私は持ってる】 こし・いたお 2024年3月11日 00:58 私は遠ざかる青い星をいつまでも眺めていた。最終戦争後の荒廃した地球。コップ一杯の水を手に入れるのも命がけの環境で私は生まれ育った。くじ運がない…私はずっとそう思って生きてきた。火星にあるという居住区。生き残った数億人の中から無作為に選ばれたノアの方舟のチケット当選者になるまでは。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップは執筆の励みになります。 チップで応援する #ショートショート #掌編小説 #超短編小説 #140字小説 #掌編 #超ショートショート #ディストピア #終末 #終末戦争 #玉三郎さん #終末後の世界