140字小説【かわす女】
私はジム通いしている。ランニングマシンで走っていると、隣に常連の女がやってきた。今日も変な動きをしている…マシンの上で歩きながら、片足を軸に素早くクルッと半身になった。ある日、駅の構内で女を見かけた。突然、悪意を持ってぶつかろうとしたオジサンを、女はサッとかわした。腑に落ちた私。
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私はジム通いしている。ランニングマシンで走っていると、隣に常連の女がやってきた。今日も変な動きをしている…マシンの上で歩きながら、片足を軸に素早くクルッと半身になった。ある日、駅の構内で女を見かけた。突然、悪意を持ってぶつかろうとしたオジサンを、女はサッとかわした。腑に落ちた私。