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欲求探求日記30 2024/06/02(日)~疑似体験読書&コスメの謎ネーミング~
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『悩みの多い30歳へ。』(キム・ウンジュ)を読了した。この本は韓国出身のGoogle No.1デザイナーの半生と、そこから得たハウツーが書かれたもの。韓国作家の本って、10年ほど前は流通してなかったと思うけど、出版界も韓流ブームの影響を受けてるのか。
内容は、前半が著者の半生、後半がハウツーという感じで分かれていて、圧倒的に前半を楽しんだ。どうやらわたしはひとの文章を読んで「感情を疑似体験したい欲求」があるらしく、それが出たなと思った。著者が韓国からアメリカに移り住んで苦労するくだりは痛切さが伝わって来て、「クゥー」ってなった。読書にも欲求が影響するのね。
KATEのLIP MONSTERを唇に塗ると、なんだかイイ感じに顔面がキマることに気づいた。たぶん、人って似合う色の口紅を塗ると、それだけでよそ行きの顔になれるんだろう。わたしはザ・イエベの色合いの人間だから、オレンジ系の色を使うと良い塩梅になる。「もっとLIP MONSTERが欲しい!」と欲が湧いて、ドラックストアに寄って2種類買い足し。その中の一つが「掘りたて紅土」という名前で、「このネーミングが世の女子に刺さるんだあ……」ってなった。コスメにエモい名前が付いてるのはよくあるけど、掘りたての土ねえ。いまどきの女子は土を掘ったりするんだろうか。「キャ、掘りたての土だって(キュン)」と購買欲をくすぐられるのか?
会計をするとき、レジの人に「ここにもありますよ」とレジ横にあった期間限定のLIP MONSTERを勧められたけど、「買いすぎちゃいますから」とそれは断った。わたしの唇はひとつしかない。
近所のダイエーに行くとたまに「ウーバーの注文が入りました。対応お願いします」という館内放送が流れる。フードデリバリーに無知なのだが、どうやら最近ではスーパーのウーバーもできるらしい。ダイエーのウーバーをする人って、どういう人なんだろうな。富裕層でもなさそうだし、単に「すべてが面倒くさくなった人」なんだろうか。
わたしはこのように日常の小さな謎に出会うのが好きだけど、それを解決しようとは思わない。謎をゲットしたことに満足感を覚えて終わる。次にダイエーで館内放送を聞いても、同じ疑問を持つし、それを延々繰り返す自分が嫌いじゃないのよ。
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創作大賞に応募中の渾身の記事たち(読んでね!)
01:雨天の直島でアート鑑賞
02:曇天の豊島でアート鑑賞
03:持ってけ、わたしのヘルスケア~睡眠編~
日記の先頭記事。目次あり
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