おさかなくわえたドラ猫を裸足で追っかけなければならないサザエさんは全然愉快ではない!
それはつまり、亭主の食事のメインたる魚がドラ猫ごときに盗まれたとなっては家名の恥であり、そんな粗相をしでかした嫁たるサザエにはそれ相応の罰が下るから、裸足という、ガラスでも踏めばそこから雑菌が繁殖し大事にもなりかねないリスクを負ってまで裸足でドラ猫を追っかけなくてはいけない、当時の女性蔑視、亭主関白がまかり通っていた人権侵害社会を反映した全く愉快でない歌詞である。
一体いつまでこの曲をOPとして採用するつもりなのだろうか。
昨今の男女同権論の流れを理解していないのだろうか。
国民的アニメと言われるこの作品のOPがこの体たらくでは日本社会が国際社会の潮流から一人ぽつねんと置き去りにされ、経済的にも凋落し、外貨は流出し、国際社会におけるプレゼンスはみるみる下がり、晩御飯はめざし一匹のドラ猫にくれてやる分もないくらいの極貧国に成り下がってしまうだろう。
この国の将来を憂えてこの記事を上梓したいと思ふ。