刀と寝てみた話
こんにちは☺
獅桜です
先日、刀をお迎えしたお話をしました。
あの何者かが(おそらく刀だと思われる)深夜に顔を覗き込んできた、という体験とすこし似た感覚の体験をしたので、また書き記しておこうと思います。
少し前の話になりますが、知り合いにマッサージを頼んでしてもらいました。自宅に出張して揉んでくれるとのことで大変喜んでお願いしたのですが、私の身体が懲りすぎており、酷いもみ返しが起きました。もう痛くて痛くて、夜も眠れそうにありません。
明日も仕事だし、どうしようかと考えていたとき、
「模造刀と一緒に寝ると安眠できる」
という噂を思い出しました。
若干、心理的な抵抗はあったのですが、思い切って武道の稽古の相棒である居合刀(模擬刀)を隣に抱えて眠ることにしました。
当然ですが、鍔も鞘もずっしりと重く
「本当に眠れるのか…?」と半信半疑のまま、片腕を刀のために腕枕のようにして布団に入りました。
刀は隣に横たわっています。
(流石に、抱き枕みたいな格好で抱えて眠るのは折れそうで怖かった)
不安に思いつつも眠ろうと思い、目を閉じた途端、
短刀を置いてある向かいの部屋から、ガタガタと音がしました。
何か荷物が落下したのか、動物が入り込んだのかと慌てて起き上がり、見に行きましたが、特に変わった様子はありません。
不思議に思いつつも、再び居合刀の待つ(笑)布団に入ると、またガタガタ音がし始めます。
やっぱり動物が壁の間にでも入ったのだろうかなどと思いましたが、その時は刀の柄を握って、そのまま寝落ちしました。
驚いたことにあんなに身体が痛かったのに、夢も見ずに朝まで爆睡していました。笑える。
朝になり、物音の原因を調べましたが、やっぱりわからず。
その後、一度もあの時のような音はしないので、動物が入り込んだという訳でも無さそうです。
ふと部屋に飾ってある短刀を見て、もしや君がヤキモチでも焼いたのか?と思いましたが、どうなんでしょう。
刀がヤキモチやくのでしょうか?
もしそうだとしたら、ちょっと可愛いですね。
余談ですが、生理中は出来るだけ刀には触れないようにしています。
これは完全に個人的な価値観になるのですが、もともと鍛冶の神様は女性と相性が良くない(カグツチの神話を思い出す)と思っていますし、血の匂いがする身体で刀に近づくのは、何となくマズい気がするからです。
余談でした✋