自家製シロップをつくる
水道水は沸かして飲む、という固定概念がある。
わが町は水道からミネラルウォーターが出ることで有名だが、そのまま飲むことは大人になってから無くなってしまった。
夏に汗だくで自宅に帰ってきて、冷えた飲み物が欲しい時、梅酒を飲んでた時期がある。水を沸かすのが面倒くさいことを理由に選んだ選択肢だったが、涼しい部屋で飲む男梅サワーの味が美味しくて、風呂上がりや夕ご飯のお供にも飲んでいた。
道の駅で売られていた梅の実で、自家製梅酒を作るくらいには、梅酒が好きになった。
梅酒づくりなんていう「THE・丁寧な暮らし」みたいなものが、手抜きの惰性から生み出されたことに笑ってしまう。
何度かチャレンジしてみたが、球磨焼酎で漬けた梅酒が一番美味しかった。そもそも焼酎は好きではないのだが、梅酒にすることで丸くなり、梅の風味で飲みやすくなった気がした。
先日は、道の駅できれいなレモンといちごを買ったのでシロップにしてみた。
果実からこんなに水が出るなんて不思議だね。
氷砂糖と果実を1:1に量ってつくるらしいが、適当にやったとしてもうまいこと形になるんだから私向きである。
梅酒には劣るが、味もまあまあ美味しかった。やったね。
▼ナンバー91エンド 炭酸で割って
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