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自分のしあわせにフォーカスできた?


「人として誠実でありたい。」
今年はそう自分に言い聞かせる一年だった。


私を取り巻く世界では、いいことも悪いこともたくさん起こる。道端で小躍りしたいほど気分のいい日がある。たまに理不尽でどうしようもなくなって、こころが浮上できないんじゃないかと息ができないほど泣く日もある。ニヤニヤした顔も、絶望的に腫れ上がった目と浮腫んだ顔も、何度も見た。

私の中には、性格の悪い私がいる。
普段はおとなしく座っている感情が、たまに走り出してこんなことを言う。

“こんなに私が嫌な思いをするのなら、相手だって同じ苦しみを味わえばいいのに。”

どうしてこんな気持ちにならないといけないのか、納得ができない。私ばかりがこころをすり減らしているのは理不尽ではないか、と。


自分がどんなに苦しくても、泣いても、悩んでも。相手は痛くも痒くもない。大抵のことは実はそんなもので、自分が思うほど他人は自分に構ってくれない。心を割いてはくれない。


もし目には目を、と相手に対して何か行動を取っていたら、何か変わったのか。たぶん私はずっと前から答えを知っていて、そんなのむしろ逆効果だとわかっている。ただ、自分が情けない人間になるだけだと。

なら、私はどうしたらいいの。



今年は人との関係でたくさん悩む年だった。
同時に「自分のしあわせにフォーカスする年」でもあった。ちなみにこれは2024年の私の目標であり、モットー。悩んだ分しんどい思いもしたけれど、目標をきちんと達成に近づけられたようにも思う。自分を幸せに導いていけるのは自分だけ。目の前をどうするかよりも、もっと先の自分や自分を取り巻く環境が、どうなっていたいかを考える。それがフォーカスすべきこと。







なりたい私になるために人に誠実でありたい。
いいことも悪いことも私を通過する全ては、きっと私が招いたもの。そしてきっと私の肥やしにできるもの。

なりたい私はその程度か、と何度も自分に問いかけて、悔しい気持ちは次に活かす。たぶんそれが私を強くしてくれる一番の方法。



正面衝突ばかりが正解じゃない。背筋を正して、コートを靡かせ颯爽とかわしてやろう。いまはできなくても、次はできるはず。



今年も少しは、なりたい自分に近づいた気がするよ。きっとなれるよ。

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