最近お気に入りの写真集4選
こんばんは。irohaと申します。
今回のnoteでは表題どおり、最近お気に入りの写真集を4冊紹介します。
この写真集紹介のnoteも気がつけば3回目。
前のシリーズはコチラ
https://note.com/iroha1978/n/n6be30d7d06d7?s=09
写真集の沼にズッポリはまっている自分がいます。
変わらず語彙力とか表現力とかはないのですが、自分なりに良さを伝えていきたいと思います。
①マイハズバント 潮田登久子
この写真集では、潮田さんの家と夫と幼い娘が写されています。
実を言うと、私はこの写真集を読んで少し怖くなりました。
そう。距離がある。自分の娘で、可愛い盛りで。でも、距離がある。
写した本人の孤独が写っている。疎外感ではないけど、浮遊感。どこか一線引いて見つめている感じ。
あと、構図がものすごく上手い。上手すぎる。
整い方がすんごい。
2冊構成で、6✕6のBook1と35mmのBOOK2 があります。
個人的には、潮田さんの6✕6の構図がめちゃくちゃ好きなので、BOOK1のほうが好きだったりします。
写真集としての完成度がものすごく高いと思いますので、ぜひ。
②What is good? 嶌村吉祥丸
嶌村吉祥丸さんの新作写真集。
一言でいうとめちゃくちゃオシャレ。
組み方もオシャレだし、色もすごく良い、質感もすごく良い。
間にコンタクトシートが入っている構成が面白い。
めちゃくちゃボリュームのある一冊なんですが、ほんとに全部良い写真なんです。
組み方もセンスあり過ぎですごい。
そこで思うのが、What is good?という題。
良いとは何か。
写真を通じて問いかけられる。
一番最後の嶌村吉祥丸さんのあとがきまで見てほしい。
今をときめくフォトグラファーの実力に唸らされること間違いなしの一冊です。
③FOG AND SUN 牛丸 維人
この写真集はTwitterで知ったのですが、ちらっと載せられてた写真が良すぎて、
普段試し読みをしてから購入するタイプの私が中身を見ずに買いました。
この写真集は、著者が2年間デンマークに移り住んでいた際に撮った写真で構成されています。
とにかく写真がめちゃくちゃ良くてですね、デンマークほんとに行きたくなります。
色味とかほんとに理想です。
でも、この写真集で見どころなのは、撮り手の心境が手に取るように分かるところだったりします。
最初の方の写真はVisitorなんですよね。
デンマークに来て、雄大な自然に圧倒されて。
途中から、クラブに行ったり、昼間の街中のスナップが増えたり。
neighborhoodになったんだなと。
最後の方は、現地の方のポートレートが多くて、
あっ、この人は、Visitorからneighborhoodを経て、Friendになれたんだな、なったんだな、ということが伝わってきました。
一枚一枚の写真もすっごく良いので、ぜひ手にとってみてほしいです。
④vocalise 川島小鳥
かの有名な写真集、未来ちゃんの番外編(?)です。
待って。写真が良すぎる。めちゃくちゃ良い。
未来ちゃんの、年相応の幼さが可愛すぎる。
構図も組み合わせも、クスっとくるものが多い。
クスってくる構図を撮れるのも、組めるの川島さんの腕あってこそだなと思います。
色もこの彩度高めの感じが川島小鳥!!って感じですごく良いんだよな。
めちゃくちゃ良い。
川島さんの海外の写真だと、明星のイメージが強かっただけに、ヨーロッパこんなに良いとは思わなかった…。
本当にすごい写真家の一人だと思っています。
長くなりましたが、最近のお気に入りの写真集4選です。
ほんとに、どれも良すぎる写真集なので、ぜひ実際に手にとって、見てほしい。
それでは、良い写真ライフを。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?