コーヒーの花から作られるお茶ってなに?
みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです!
本日は音声配信で解説しながらnoteで紹介しようと思います。
お聴きいただける方はぜひ音声を聴きながら、読み進めて下さい。
https://stand.fm/episodes/6458a7a4bff0854f0a4bd433
さて、本日のお話はコーヒーの花から作られるお茶の話です
えっ!?コーヒーって花咲かせるの!?
はい。僕も知りませんでした。
しかし考えてみれば、コーヒーはコーヒーの木からできた木の実からつくられるわけですから、花が咲くのも当然ですよね。
しかし、コーヒーの花を画像も含め見たことも、想像したこともなかったので、花が咲くという発想がそもそもありませんでした。
幻の花『コーヒーフラワー』
コーヒーフラワーのお話をする前に、簡単にコーヒーの木について少し触れておきます。
コーヒーの木(コーヒーノキ)はアカネ科に属する常緑樹(年中緑の葉を見る事ができる樹木)
産地では2メートル程に管理して栽培することが多いようですが、10メートル以上の大きさに育つものもあるそうです。
そんなコーヒーの木から咲いた花が『コーヒーの花』
コーヒーといえばコーヒー豆を連想すると思いますが、僕は正直写真でコーヒーの花を見たときに、その見た目の意外性に驚きました!
それはとても小さく、可憐で美しい白い花でした。
どこか儚げなその花がなぜ幻の花と呼ばれているのか?
それはコーヒーの花は2日で散ってしまうからです。
は・・・儚ねぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・!!!!!
そうなると不思議なもので、さらにコーヒーの花というものの価値があがった気がしますよね。一度は見てみたいという気さえします。
コーヒー農園では、開花の時期になるとコーヒーの花が一斉に開花し、農園中がまるで雪景色のように真っ白に染められるそうです。
とても幻想的な光景ですが、その美しさを見る事ができるのはわずか2日間
まさに幻の花と呼ばれる所以ですよね・・・。
コーヒーフラワーティーについて
さて、そんな幻の花であるコーヒーフラワーを煎じて飲む飲み物こそ、
『コーヒーフラワーティー』
抽出後の水色は光り輝く美しい黄金色。
カップを近づけると、芳ばしい香りと、ほのかにジャスミンのような花の香りや、グリーンティーのような香りも感じられます。
口に含むと優しい甘みが拡がり、ほっと心が落ち着く味わいです。
茶外茶(チャガイチャ)について
最後に茶外茶についてもお話したいと思います。
本来お茶とはチャノキ(カメリアシネンシスとよばれるツバキ科の植物)からつくられるものです(緑茶・烏龍茶・紅茶等)
茶外茶とは、チャノキ以外の植物を煎じて飲む飲み物の事です。
・ルイボスティー
・カモミールティー
・麦茶
・コーン茶 etc…
なので、本日紹介したコーヒーフラワーティーも茶外茶です!
以上!本日はコーヒーフラワーティーについての紹介でした。
なかなかコーヒーフラワーティーを飲む機会は少ないかも知れませんが、
もし機会があればぜひ試してみて下さいね。
それでは本日も良きTEA LIFEをお過ごしくださいませ!いろはでした。