二面性というキーワード、ネロリ精油
今日のアロマカード
今日のアロマカードは「ネロリ精油」です。
ネロリ精油からのメッセージ
アロマカードを引いて感じたネロリ精油からのメッセージ。
「ふたつの顔」
物事に陰陽があるように心にも陰陽の性質があります。
状況に応じて行ったり来たりしてちょうど良いところに心を置いておく。今の自分はどちらの顔でいるのが心地よいでしょうか。
無理はしないで自分に素直になりましょう。
ネロリ精油のプロフィール
学名:Citrus aurantium var.amara
科名:ミカン科
蒸留部位:花
主な産地:チュニジア、モロッコ、イタリア
主な成分:リナロール、リモネン、β-ピネン、酢酸リナリル
キーワードは二面性
精油のプロフィールを作りにあたりネロリ精油を調べていくと「二面性」というキーワードが浮かびました。
植生を見ても、作用を見ても、歴史的なことを見ても「相反する性質」を持つネロリ精油。良い悪いではなくどちらもネロリ、自分自身なんです。
相反するものを兼ね備えておくことが生きていくために必要なのでしょう。
ビターオレンジの木からは3つの精油が生まれる
ネロリはビターオレンジの花から得られる精油です。
葉っぱは「プチグレン」果皮は「ビターオレンジ」として精油が流通しています。
ただしビターオレンジ精油はあまり見かけません。
お花を収穫してしまうからでしょうね。
スィートオレンジやレモンなどの柑橘の樹木も同じように3つの精油が生まれますが、お花の精油は流通していませんし、葉っぱの精油の流通は少ないです。
葉っぱだと「オレンジプチグレン」「レモンプチグレン」「マンダリンプチグレン」などという名前で流通しています。
古くからネロリは知られていましたが、ネロリ精油が脚光を浴びたのは17世紀のこと。ネロリ精油を流行らせたのは「ネロラ公国」の公妃アンナ・マリアです。
アロマの世界でよく語られるお話ですが、これってネロリのマーケティング戦略なんじゃないのかな?と思うのです。
これもネロリの二面性を感じてしまう私です。
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