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オープン初日を忘れない

オープンまでの怒濤の準備期間を書く前に今でも原点となる振り替えるべき一日目

今でもよく覚えています
オープン初日。

オープン1週間前くらいになってくると仕込みが始まります。なんか常にやってないと落ち着かないんですよね。

無駄にお店にいることもあったしソファーで無意味に夜中仮眠をとってみるとか。
嬉しくて仕方ないのと同時に期待と不安でいっぱいでした。きっと大丈夫。
いや、絶対やれると言い聞かせながら。

初日はディナータイムからのスタートでした。
徐々にお客さんを増やしていけるようにとオペレーションをしっかり作ってから宣伝すればいいやとほとんどオープン予告はしてませんでした。

そして予約もなくいよいよオープン

最初の1時間ほどはお客様も来ることなく
ほんとに来るのかなーなんて冗談でいいながら。。

19時を過ぎた頃
一組目のお客様が。

「いらっしゃいませ!」

と、元気よく挨拶しそのままどんどんお客様が来店。
一瞬で満席になりました。

もうそれ以降は実は覚えてません(笑)
初日どうやって営業したのか、
どうやって料理をつくっていたのか。
何を作ったのか。
記憶にありません。

気づけば手付かずの洗い物がシンクに山になってました。

それが初日の出来事。


そこで思うわけです。あぁー。遂にオープンしたのかと。みんなで必死に営業したあとの山のような洗い物をする時の達成感。

この瞬間、この時間を共にした仲間の存在、お店を一緒に作ってくれた業者さん、来てくれたお客様への感謝を忘れてはいけないなって。

この先、アルバイトや社員がどんどん増えていきます。もちろんお客様も増えます。

どんな仕事も同じです。いつも感謝を忘れずに心から有難うを思い伝え続けることが繁栄するための一歩なのでしょう。

オープンしてからが一番大変なんですがオープンするまでの準備期間も大変だったからこその達成感なんですよね。

次回は思うように進まない準備期間