魅力的なインク沼 素敵なインクを新宿伊勢丹でお迎えしたお話

本日は『表現日記』でインク沼にどっぷりです! というお話になります。
今日は、友達が子供みたいにおしゃべりしている話に耳を傾けるイメージで読んでくださったらうれしいです。

私はもともと、イラストを書いたり絵を見たりするのが好きなこともあり画材とか筆記具が大好きです。
なのでかわいい文房具とかもともと大好きなんですけど、最近は文房具が熱い!

手帳やシール、ハンコも素敵。
でもこの文房具熱を1番ひっぱったのはインクのせいです!


1.魅力的なインクの話

①学生の頃から憧れたインク


インク。
瓶がずらりと店頭で飾られている様子、一度はちょっと大きめの文房具ショップやコーナーで見かけたことありませんか?
私は学生の頃から文房具ショップの片隅や、逆に1番目立つところにある綺麗な瓶を見るたびにドキドキしてました。
でもひとつが高いし、なんだか難しそう。そんな風に感じつつ、1個1個眺めては不思議な魅力に惹かれていました。

②宝石や香水のように置いておきたくなる見た目


まず見た目。形もラベルも様々で、あるだけで特別感のある見た目にキュンとくる人はけっこういると思います!
女性だけでなくインクは男性もファンがたくさんいらっしゃいますよね!
今回紹介するインクではないですが、丸っこい形から四角、マニュキュアや香水瓶なんかを彷彿とさせるステキな形がたくさんあるんです。

③『何色』でもあり『何色』でもない『色』を存分に楽しめる世界


何をおいても最大の魅力は色です。
これは沼に浸かりはじめた最近知ったことなんですが、こっちが思っている以上にインクってたくさんあるんですね。
色んな色が本当にたくさん。好みの色は必ず見つかると思います!

以前もインクを購入しにいった時のお話をしましたが、色が混ざり合い、なんとも言えない『ニュアンス』を存分に楽しめるジャンルだと私は思います。
絵の具やペンにも出せない『何色かわからない色』というジャンルがある世界だなぁと感じます。
ラメがキラキラしていたり、時間経過で色が変化するものなど、魅力的な色がたくさんあります!

④世界観がたくさん詰まった『名前やストーリー』


例えば有名な絵画、文豪、文豪の作品、ワインやカクテル、童話、有名なジャズナンバー。全部実際にイメージされたインクがあります。
ご当地インクもあれば、空の色、オノマトペ、日本古来の単語からイメージされた色から「〜の時のような荒れた海をイメージして」など具体的な場面や気持ちを連想したもの、ファンタジーな世界観を作った作家物などインク1つに対し魅力的なイメージが詰まった物が本当に多いです。
それらを凝縮したような単語の名前があれば、まるで歌詞の一節みたいな名前もあります。
だから色以上に世界観や、名前に惹かれてしまうなんて買い方もあります。

とはいえ不思議な魅力に惹かれつつも
「何を使って書けばいい?」
「万年筆はハードルが高い」
「1個あたり結構高い」
「何書けばいいの?」
「開けたら使い切る前にカビちゃったりしない?」

などなど、ハードルが高く感じていましたが、最近はどっぷり沼にハマってしまいました。
大好きなYouTuberさんやInstagramrさんなど、今は楽しみ方や扱い方を教えてくれる方がたくさんいるのですっかりハードルが下がりました。
インクを扱える安価な道具もたくさんありましたし、何より魅力の方が優った。
楽しい世界に今はどっぷり浸かれて幸せです!

2.KA-KUさんのオリジナルインク

今回紹介するのは『KA-KU大阪』という大阪の文房具ブランドです。
こちらは『書くことを楽しむ』というとてもステキなコンセプトを掲げて『書く』にまつわる文房具を展開されているブランドさん。
万年筆とか、インクとかをオリジナルで作っています。またセレクト品も素敵な物がたくさんあります。インク同士を混ぜて自分の色が作れちゃうなんて魅力的な商品も紹介されていましたよ!

私がこちらを知ったきっかけは、先日行ったペンのイベントです(そちらは後日たっぷり語ります)
出店に合わせてイベント特設サイトに参加するブランドや各メーカーが情報を載せていて、そこからInstagramを確認して『KA-KU大阪』の存在を知りました。
もうかわいくて綺麗なインクがたくさんあるんです! 私の大好きな、色んな色が混ざったような発色だったり、これは何色? というインクだったり。キラッキラのラメが入っていたり。
おもしろいのはさすが『書く』をコンセプトにしているだけあり、どの色も発色がとてもいいなぁと思います。
淡めの色ってやさしくてそれはそれで大好きなんですけど、紙に細い文字として書くと見えづらい時があるんですが、こちらのブランドのインクは見えやすいなぁって個人的には思いました。

イベントに行った際欲しかったインクが3つ手に入らなかったんですけど、その時に「新宿伊勢丹には1種類は置いてますよ! もう1つはあったらラッキーです!」と教えてくださいました。
(1つは完全オンライン限定色だったらしいのでポチりました)

『KA-KU大阪』はイベントに来られる時じゃないと関東は難しいかな? と思っていたので、なんと新宿伊勢丹の文房具コーナーを展開してますって教えてくださり私としては本当にうれしい!
優しくて軽快なトークのお兄さんが手掛けているブランドでした。ますますこちらのインクが好きになりそう!

3.新宿伊勢丹にも魅力的なお店がありました!

で、本日は仕事場から新宿伊勢丹まで行ってきました。
そもそも文房具コーナーがあったことを知らなかったので新鮮です。

地下の駅中から小さなクリスマスディスプレイを横目に、デパ地下のお土産コーナーを横切ります。
めちゃくちゃ美味しそうな誘惑を振り切って6階まで。

高級感あふれるフロアには洋服などの他、アートギャラリーなどもあります。
『時の場 ステーショナリー』という場所が今回の目的地。
小さいスペースなんですが、ギュギュギュッとセレクトされたお品が並びます。お店が入っているというより伊勢丹のセレクトショップという感じかな?
まるで展示品みたいに並べてあります。
今の時期なので、クリスマスカードや年賀状なども置いてありましたが、たくさんの万年筆やスタイリッシュなボールペンがショーケースに並べてあるコーナーや、かわいい紙物雑貨で知られている『RIFLE PAPER CO.』の紙物なども置いてありました。
ズラッと壁に飾るように並んでいるのをみるだけで楽しい! 高級感が漂います。

そうしてお目当てのインク、1本ゲットしました!!
うれしい!

もう1本は店頭になく、ダメ元でお店の方に聞いてみました。
そうしたらその場でメーカーへ在庫確認をしてくださったのですが返事は得られず(最初メーカーは閉まってしまったため連絡は明日の予定でした)
連絡が入り次第と窺ったら、直接お問い合わせいただいたのかその場で在庫確認がとれました。
この時点で、伊勢丹の店員さんもメーカー担当さんもとても親切でした。

私が欲しかったもう1本はイベント中心販売に現在はなっていて、後日日程は未定だけど店頭販売になるとのこと(品名は現時点では伏せておきます!)
「日程未定だけれど入荷したら必ず連絡を入れますね」とお店の方が言ってくださいました。
とにかく1本我が家にお迎えできたのがまずはうれしいです!

それから、こちらには『神戸派計画』のノートなどが売っていました。
実はここの紙ものすごく気になっていたんです。
いつもイベントではインクやシール、ハンコに引きずられて後回しになり買い逃していたんですが、綺麗な白やキナリ、グレーのノートやメモパッド、紙を展開しているブランドになります。
こちらの万年筆に最適と言われている『GRAPHILO』という紙のメモパッドを購入しました! 書き心地よく裏抜けもしにくいとのこと。
他にも気になるものがたくさんあるブランドなのでまずは小さなメモパッドをがしがし使っていきますよ!

ガラスペンやインクにいいらしいので楽しみです!

ところで、百貨店ってそれだけで特別感を感じて背伸びしたような気分になるの私だけですかね?

大人になった今でも敷居を高く感じます。
丁寧に扱ってもらえて、自分まで特別素敵な人間になれたようなうれしい気持ちになるので、百貨店の店員さんはそれだけに接客のプロだなぁと思います。

素敵なご対応ありがとうございました!

4.いざ『黒ヒスイ ブラックジェイド』

今回購入したのはこちら。
『黒ヒスイ ブラックジェイド』というラメインクになります。
『KA-KU大阪』のオリジナルインクです。
もともとあったオリジナルインク『ヒスイ』をベースに生まれた深みのあるカラー。レッド系ラメとの公式説明が。

ここからは私の感想になります!
おしゃれなカラーでうっとりしましたよ。

まずパッケージ。渋くておしゃれ。

ちょっと緑がかったグレーのほっこりとした中にピンクがかったパープルたまりが素敵。

紙はこちら。『GRAPHILO』という万年筆に最適な紙

先に感想をお伝えすると、実際塗ってみたら本当に心地いい滑り感! 「ぬらぬら」という表現がわかります。これは病みつきになりますね。ファンがいるのも納得! 色も見やすい!

オープン! とってもかわいいサイズ感

私の手は周りの人からして小さいとのことなので本当に小さい。マニュキアサイズです。

で、こちらが底です。伝わりますか?
キラッキラのパープルラメ。めっちゃ溜まってます

こちらのインク。
伝わるとうれしいんですが、少し翠がかっています。名前の通り翡翠の黒。

じゃん!!

すっごい綺麗。素敵!!

実際は黒と言いつつ淡い翠味のあるグレー。そこの溜まりにピンク強めのパープルが角度によって白っぽく光ります。
でも傾けると赤のような紫に光るんですよ!!

これは楽しい!

重ねるとグレーが深みを増して黒くなっていく。重ねが楽しいインクです。
これは文字を書いても楽しい!

イメージとしては雨が降り出す前の夕方の空。分厚い雲が夕焼けを覆いはじめて怪しい空模様になるあの感じです。

ちなみに今回使った筆記具は綿棒です!
これが私のインクに対するハードルが下がったわけ。
筆でドバッと塗ってもいい。
どちらも私の大好きなYouTuber『sakura Bookmarks』さんが教えてくれました。
最初の一歩、これは踏み出しちゃいますよ!

今回はインク沼のお話、感動の共有体験でした。このインクで何を描こうかなあ? 文章だけじゃなくて手帳デコも楽しい。
みなさんもちょっとでも楽しんでいただけたらうれしいです!

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