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【女ひとりでエベレスト街道】日本語解禁?!ナムチェバザールで楽しい出会い

トレッキング2日目に、エベレスト街道最大の村「ナムチェバザール」に無事到着した私。
ナムチェは一体どんな所なのでしょうか。


1.ネパールのSNS事情

この日のロッジ。その名も「ホリデーナムチェ」。

到着後、せっかくなのでロッジ周辺を散策することに。
ガイドさんに「一緒に行く?1人がいい?」と聞かれ、治安も悪くなさそうだし、ひとまず1人で行動してみることにしました。

「何か困ったらすぐに電話してね」とガイドさんの電話番号を教えてもらい、ついでに何か共通のSNSで繋がっておこうという話になったのですが、ネパールではLINEは全く使われていない様子。
逆にネパールで使われているSNSも私は全く見たことないものでした。

フェイスブックはネパール人の多くが利用しているようでしたが、私が登録しておらず、唯一共通で使っていたのがInstagram。
実は何年も使用していない状態でしたが、なんとかログインしてガイドさんと相互フォローすることに。

ちなみにネパールでは最近Tik Tokが禁止されたなんていう話も聞きました。
ネパールのSNS事情も知れて興味深かった。

2.ナムチェ散策と初めての雨

ロッジ近くの道。アウトドア用品が並ぶ。

ナムチェにはアウトドア用品店も豊富にあります。
もちろん山の上なのでカトマンドゥより割高ですが、うっかり買い忘れたものがあってもなんとでもなるのが安心。

ナムチェに着いた頃から空には雲がかかっていましたが、夕方からはパラパラと雨が降り出しました。
ネパールに滞在した17日間で、雨が降ったのは唯一この日だけ。
その雨も夜には止んでしまったので、乾季は本当に雨が少ないようです。

水や行動食などを買い足して、ひとまずロッジに引き返します。

3.ロッジでまさかの日本人大集合

ロッジに戻り、部屋にいると廊下から日本人の会話が聞こえてきました。
「日本人がいるんだなー」と思いつつ、夕食の時間が近づいてきたのでダイニングに降りると、これまた日本人の青年と遭遇。
その方のガイドさんが私のガイドさんの師匠にあたる方だったという縁もあり、ガイドさんも交えてお話が弾みました。

この師匠ガイドさんはなかなかパンチがあり、ガイドさんにも色んな方がいるんだなーと衝撃を受けました。
(ネパールも上下関係が結構厳しいようで、まだ若い私のガイドさんは師匠に呼び出されてお酒を飲んでいたようでした。なんか日本っぽい笑)

そしてこの日本人青年は私と同じくらい英語が話せないのにコミュ力が異常に高く、師匠ガイドともバチバチ喧嘩しながらここまで来たとのこと。
なかなかの強者。笑
私が目指すベースキャンプだけでなく、3パスやアイランドピークなどレベルの高い場所にもチャレンジしていて、写真がとても上手だったので彼ともインスタで繋がりました。

夕食はチキンカレー

さらに先ほど部屋で会話を聞いた日本人男性2人組もダイニングに登場し、まさかの「ここは日本人専用宿ですか?」状態に。笑
エベレスト街道はそこまで日本人が多いわけではないので、こんなことは後にも先にもこの日しかありませんでした。

せっかくの機会、皆さん復路だったこともあって色々と冒険のお話を聞かせてもらいました。

そして問題になったのは、やはり私の荷物の重さ。
ポーター雇ってないと言うと一気に不安げな眼差しを向けられる。。

ガイドさんは私の荷物が14kgだったと話し、「She is strong.」って言ってる。
(荷物の重さは確か12kgだったはずだけど、ここはもうどうでもいい)

経験者曰く、やっぱり高度が高くなるとかなり上りがキツくなるようでした。
そして寒さも尋常じゃない様子。

2人組のおじさまのひとりが「あれは美しい地獄だよ…」と遠い目をしてポツリ。

めちゃくちゃ怖い!!!!

皆に心配されつつも、「今高山病の症状が出てなくてそれだけ元気ならきっと大丈夫。ゆっくり行けばいいよ。」と励ましてもらい、なんとか元気を出しました。

それにしても皆キャラが濃くて面白かったー。
強制英会話教室状態から久しぶりに日本語でコミニュケーションできて、とても楽しい夜になりました。

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