【女ひとりでエベレスト街道】ここは本当に山の上?!快適なナムチェバザールへ
トレッキング2日目は、パクディン(2,610m)からナムチェバザール(3,440m)まで一気に高度を上げます。
距離は約10km。ゆっくり歩いて6時間ほどの道のりです。
ナムチェバザールと言えばエベレスト街道最大の村であり、「シェルパの里」としても知られる場所。
(ちなみに「シェルパ」は民族の名前です。エベレスト登山隊に同行することで有名ですね。)
その楽しげな名前の響きに、一体どんなところなんだろうとワクワクします。
1.いくつもの橋を越えて
前日の反省から、朝食をしっかり食べて出発。
国内の登山だと結構早朝から行動することが多かったりしますが、今回の旅では7時半か8時くらいにロッジを出発するスケジュールで、比較的朝ゆっくりできるのが快適でした。
パクディンを出発し、歩き始めてすぐに雄大な自然に目を奪われます。
ナムチェに向かう道中にはたくさんの吊り橋があります。
有名なのはこのヒラリーブリッジ。
映画の撮影にも使われたりするそうで、写真スポットになっていました。
昔はこういう吊り橋を渡るのが怖かったけれど、10月に行った屋久島で渡った「手すりのない橋」が人生最大に恐ろしすぎて、この橋には全く怖さを感じませんでした。
むしろ手すりがあって下も見えないから安全!とすら感じる始末。
意外なところで屋久島に行った経験が役に立つ。笑
2.約600mの急登の先に
お昼ご飯を食べ、橋を渡った後はひたすら上りが続きます。
ずっと同じような階段で景色も変わらないし、正直ここはなかなか辛い。。
急激に高度を上げる(高低差約600m)ので、高山病にかからないようゆっくり登る必要があるのですが、心配しなくてもゆっくりしか登れなかった。
ここでもまた屋久島のことが思い出されて、「今まで登ってきた山の道より歩きやすいから大丈夫!」と思いながら足を進めました。
とにかくゆっくりでも自分のペースを守って1歩1歩着実に登る、それだけを意識していました。
そしてとうとうナムチェに到着!
3.ここは本当に山の上?
ナムチェバザールは、とても栄えている街という印象。
美容院やマッサージ、銀行、郵便局などなんでもあって、ここは本当に山の上なの?と思ってしまうほど。
人も他の村とは比べ物にならないほど沢山いました。
途中、学校か何かでバレーボールの試合をしているところに遭遇。
ネパールでもバレーは人気のスポーツのようです。
ここでガイドさんが「日本のユウジ・ニシダはすごいよね!」と話を振ってくれたのですが、現役のバレーボール選手が全く分からない私。
男子バレー選手といえば加藤陽一とか朝日健太郎で記憶が止まっている…。(年齢がばれる笑)
「彼はアタックも凄いし、日本のディフェンディングチャンピオンだよ!しかもハンサムガイ!!」と力説されるも、誰か分からず「へぇ〜」という反応しかできない。。
スマホで検索すると確かにネパールでも受けそうなお顔立ちの方。
せっかく日本人の話題出してくれたのに盛り上げられず申し訳なかったな〜。
これからちゃんとバレー見よう、ユウジ・ニシダを応援しよう、と思いました。
ナムチェの散策や、ロッジでのできごとは次の記事に続きます。
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