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ひとり親の会に参加して感じたこと

過去、話し相手がほしくて「ひとり親の会」に入ったことがありました。そこは会費を払うとお米や商品券などが会費以上にもらえる、ひとり親家庭の福祉会でした。お話会に参加すると、いろんなお母さんたちと出会いました。

ある人は、病んでしまい、何かおかしなことをずっと話し続けている。別の人は自分の息子がどれだけすごいかを延々と語る。そして、「服のおさがりをちょうだい」と周りに頼む人や、もらった自転車を自分で買ったペンキでリペイントしたという話をしている人もいました。

特に、話し相手のうち前者の2人については、専門の機関でしっかり治療を受けたほうがいいのではと思いました。一方、他の方たちについても、「経済状況が本当に厳しいのかもしれない」と考えさせられる場面がありました。おさがりを求めるほど追い込まれているのだろうか、あるいは、リペイントするより新しい自転車を買ってあげようと思わないのかな、と感じることもありました。

会に参加して、ふと「ここにいる自分」を俯瞰してみました。「世間から見れば、私も同じひとり親として見られているのだ」と気づいた瞬間は、正直ショックでした。

言葉にしづらい感情ですが、ただ、心から「この状況をすべて変えたい」と強く思いました。

ひとり親が自立できる「スキルアップの場」を

少しおこがましいかもしれませんが、そんなひとり親の方々に「スキルアップの場」を提供できたらと考え始めました。そうすることで、必要なときにおさがりを頼ることなく、新しい自転車を気兼ねなく買ってあげられるような経済状況を手に入れられるのではないか、と。

そんな考えのもと、「もしかしたら法人化すれば、その夢が実現できるかもしれない」と思い立ちました。WEB制作やデザイン、SNS運用といった仕事は在宅でもできるので、子育てをしながらでもひとり親が収入を得るためには良い選択肢ではないかと思ったのです。実際、この分野の求人でも低くても月収30万円くらいはあり、母子家庭でも生活を支えるには十分です。たとえば、副業としてココナラに登録するという方法もあります。

法人化と補助金を受けて、新たな挑戦へ

今年6月に弊社は二期目を迎えましたが、正直、業績は決して良いとは言えませんでした。そこで、小規模事業者持続化補助金に応募し、ありがたいことに美容液とフェムケア用品の開発で採択されました。これをきっかけに、ECサイトやSNS運用など、ひとり親が自立のためのスキルを身につけ、収入を得るための支援を提供できる場を作りたいと考えています。

また、美容液とフェムケア用品の売り上げの一部は、ひとり親家庭支援団体へ寄付する予定です。これからも、このnoteで日々の気づきや成長の記録をお届けできればと思っています。


WEB、EC制作、DTPデザイン、PR、コンテンツ企画など一貫してビジネスをサポートします。ご相談はお気軽に。
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12月より化粧品販売スタート予定
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(売り上げの一部はひとり親家庭支援団体へ寄付する予定です)

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