今年もお世話になりました！

12月31日になりました。
皆様年の瀬は、いかがお過ごしでしょうか？私はまだ仕事をしております。
ｵｶｼｲﾅｱ

さて、合間合間に、2021年の振り返りを、させていただきます。
何月に何があって、みたいなきちんとした感じではなく、今感じているこの一年をざっくりとお話するといったものになります。

とりあえず、今年はようやく自分にがんばったなあと言える年になりました。
今までだって十分頑張っていたんですけど、自分で自分の頑張りを認めることの大切さに今年気づいたので、ようやく「頑張った」って安堵できます。ふう。

　そのご褒美みたいに楽園王30周年記念公演「脱兎を追う」があって、この1年頑張ってきたことがすべて使い尽くせたと思える公演になりました。ご来場くださった皆様本当にありがとうございました。

　それから自分の団体「ツイノ棲ミ家」も立ち上げてみたりして、公演はできなかったものの、自分のずっとやりたかったことはこれなんだという実感を持つことができました。本当にうれしかったです。

　来年はさらに飛躍の年にします。
　人をびっくりさせるのが好きなので、芸術をさらに極めていきます。

　劇団山の手事情社の安田さんが書いている本『魅せる自分のつくりかた』に載っている文言（のうろ覚えなのですが）に、「芸術の役割は、人をびっくりさせること」というのがあります。
　その例として夢幻能（むげんのう。歴史上の人物が幽霊として舞台に出現する演出のある能）などが挙げられているのですが、その例は一旦置いておいて（うろ覚えなので詳しくは本を読んでください。すみません…笑）

　「人をびっくりさせるとはどういうことか」ということをここ最近考えています。それは「普段の生活で忘れてしまうことを思い出させること」と、今考えております。
　だから、普段の生活とは決して密接ではなくともこの地球で、あるいはこの宇宙で、起きている何かを思い起こさせること、それが芸術家の役割だと思っていて、今いる場所でそれをいかにしてやるか、ということが私の来年の目標です。

「人をびっくりさせる」

決してわっと大声出して人を驚かすということではなく、「はっとさせる」に近い。そういうものを突き詰めていきたいと、改めて思っています。

今年もお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします！