絶対に基準を下げずやり切る。経営企画メンバーが語る仕事のこだわり〜Most Valuable Value賞6期9月度受賞者インタビュー〜
Most Valuable Value賞とは?
irodasでは、普段接しているメンバーが体現していたバリューと具体的な行動を各部署で紹介し、賞賛し合う『バリュー他己紹介』という取り組みを行っています。
その中で、最もバリューを体現していたメンバーに対して月に一度贈られるのが『Most Valuable Value賞』です!
9月度の表彰者は?
栄えある9月度Most Valuable Value賞に選ばれたのは、、、!!
経営企画部 山口光矢さんです!ぐっさんが今月最も体現したバリューは『Keep Agility』『Drive X』の2つです。
バリュー内容
ぐっさんを推薦した事業責任者の安本さんに推薦理由を聞いてみました!
——どのような行動がバリューを体現していると思い推薦されたのですか?
前提、このバリュー他己紹介の前に360°評価(従業員の部下、同僚、上司からのフィードバックと、従業員自身による自己評価を収集する評価手法)が行われていたんですよね。
そのタイミングで、「バリューの一つであるImagination(想像力)は体現できているけども、Keep Agility(敏捷性)の観点は苦手だよね。」というようなフィードバックがありました。
しかし、そのフィードバックをして以降、得意なImaginationの観点や仕事の丁寧さはキープしつつ、いかに短納期で高精度のアウトプットを出すのかということにコミットして改善してくれており、その点ですごくバリューを体現しているなと感じました!
具体的に、該当バリューに対して行っていた行動はこんな感じです!
Keep Agility
今までの経営企画部としての業務を以前よりもかなり短納期(ざっくり4分の1くらい)で納めてくれるようになったこと。
数あるプロジェクト・業務の中でも優先順位や完成イメージなど積極的に(自ら主体的に)すり合わせた上でプロジェクト自体を推進してくれたこと。
Drive X
irodasの中で様々な職種を経験してから経営企画部という全体を見渡せるポジションに移ったことで、自分の出すべきアウトプットを主体的に考えながら僕の時間を取って提案してくれること。
——なぜそのアクション内容がバリューを体現していると思ったんですか?
フィードバックを受けて自己内省をし、自己認知をした上で自らの行動を変化させていることがバリューを体現しており、現状維持に留まらない点がirodasらしいなと感じたからです!
苦手なこと(Keep Agility)を改善するだけではなく、得意なこと(Imagination)を掛け合わせてアウトプットしてくれた点も素晴らしいなと思っています。
受賞者のぐっさんに感想を聞いてみました!
——受賞に際しての感想を教えてください!
嬉しかったです!
自分が結構こだわりを持って仕事をするタイプなので、こだわった部分を見てもらえたのはすごく嬉しいなと思います。
——お仕事に対してこだわりを持っていらっしゃるんですね!
そうですね。
うちの会社はよくも悪くも自由で、ハードな管理をしない「ソフトな経営スタイル」を掲げているので、自分達で基準を上げないと会社全体のレベルが上がっていかないと思います。
だからこそ、与えられた仕事に対しては絶対に基準を下げずこだわりを持ってやり切ることを意識しています。
——ぐっさんは、9月度の企画部門賞(企画部署内での四半期MVP)も同時に受賞されていらっしゃいます。お仕事をする上で大切にされていることがあれば教えていただきたいです!
2つありますね!
一つ目は、「仕事において、どこに座標を置くか」という観点です。
仕事には考えるべき座標軸が3つあると思っていて、その上で座標を「組織の目標(会社ミッション・サービスミッション・事業戦略)達成につなげるためにはどこに置くべきか」という基準で定めることを大切にしています。
『一つの仕事に対してどこまで当事者意識を持ち、どのくらいの納期でどれくらいのクオリティのものを上げるべきか?』ということは、自分主体で決めるのではなく組織のあるべき姿から逆算して設定すべきだと思っています。どんな仕事においても、その観点は特に大事にしていますね!
そのために、自分なりに組織の目標の解像度を上げて、現状の課題を正確に把握した上で差分を埋めていく仕事をするようにしています。
目標の解像度を上げるために、全社Notionから事業戦略を読み込み自分の言葉で説明できるようにしたり、「イネーブルメント」等の新たな概念を解釈して上司・別部署のマネージャーと認識を擦り合わせたりしていますね。
二つ目は、「知らない→知る、知る→やる、やる→改善し、基準を上げていく」というサイクルを回し続けることです。
知っているだけで止まること、やっただけで止まることって結構多いと思うんですが、全てのことを「改善し、基準を上げていく」段階まで持っていって初めて「できるようになった」と言えるんじゃないかなと思っています。
——なるほど!どうしてそういったサイクルを意識するようになったんですか?
「結局、自分は仕事において何を目指したいのか?」と考えたときに、「今のままのレベルでは到達できないな」と思ったことがきっかけです。
仕事において考えるべきことは様々ありますが、「自分の目標に対して本気で向き合うこと」を大事にすることで改善のためにやるべきことが見つかるようになりました。
——自分なりの目標に向き合いながらお仕事をされているんですね!目標設定に関して、何か大切にしていることはありますか?
そうですね!
そういう意味では、会社員生活の各地点で目標を掲げて、周りに発信することは大切にしていたと思います。
営業企画部としては〜〜を成し遂げるとか、経営企画部としては〜〜を成し遂げるとか。
そして、掲げた目標は達成するまで行動し続けて、全てやり切るようにしてきました。
自分ごとの目標が片付いてくると、どんどん組織に目が向くようになっていくんです。そうして影響力を与える範囲を少しずつ広げていきました。
とにかく、どれだけ小さい目標でも決めたことはやり切ること・自己内省しながら課題を改善し、目標を達成し切ることが大切だと思います。
——選出バリューに関して、普段から意識をしていることや行なっていることはありましたか?
Keep Agility/アジリティ高く保ち続けよう
Keep Agilityに関しては、とにかくチャレンジしてみることを意識しています!特に、「失敗してもいいから、毎日何かしらの変化を起こすこと」は意識していますね。フィードバックは必ず翌日には反映するとか、変化の速さは大事だなと思っています!
Drive X/前に進めよう
これに関しては、「やると決めたことはやり切ること」ですね!
スタート地点でどれだけ難しそうに見えても、まずは一旦やり切ることが大切だと思います。
ほとんどのことで、「本当にできないこと」はないんじゃないかと思っていて。調べたり、聞いたりすれば必ず方法はあるので、まずは探してみることが大事かなと思いますね!
——選出されたエピソード以前に、360°評価が行われていたと聞きました。360°評価で受けたフィードバックをもとに、自ら行動を改善した際の思考プロセスを教えてほしいです!
そうですね。
「知ったことは全てやってみる」ことを常に継続しているので、その時も、やりきれる自信は自分の中にある状態でした。
なので、フィードバックを受けたときも「やればできるから一旦やってみよう」と思っていました!
改善のために具体的にしたことは、納期設定をする際にこれまでの半分の期間で納期設定をしてみること。
一旦決めてから、絶対に間に合わせるためにできる方法を模索するようにしていました。その過程で、これまでは頼み辛くてできなかった社内外への依頼をする等自分の殻を破る必要も出てきたんですが、これまででは出せなかった解決策を出せるようになり成長を感じることも増えました。
失敗して評価が下がることを恐れる人もいるかもしれませんが、「やればできる!」「失敗してもいいからやる!」と決める勇気が一番自分を成長させるんじゃないかなと思います!