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わたくしの家族は 隣にもいるんだわ|漫画『わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士になりました』第2巻
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長い月日が経ち。
騎士学校へ行ったナイジェルからは、手紙は来るものの、在学中も、そして卒業してからも一度も公爵家へ帰ってくることはなかった。
わたくしという嫌な女がいるせいかしら
そんなウィレミナも間もなく貴族の学園に入学をする。公爵家を出て寮で暮らすのだ。
そうなれば、本格的にナイジェルとの接点はなくなるだろう。
そして、入学を明後日に控えて。
ウィレミナは遅々として決まらなかった護衛騎士かま決まったと父である公爵に告げられる。
そこに現れたのは。
「どうしてお前が わたくしの護衛に?」
成長した、義弟のナイジェルだった。
幼い頃から整った顔はしていたが、成長したナイジェルは、整った容姿はそのまま、身体もたくましくなっていて、地味なまま成長したウィレミナとは大違いだ。
そして、ウィレミナには1つ疑念があった。
それは、ナイジェルが騎士学校へ行く前に起きた事件でウィレミナが怪我をし、その責任を感じて護衛騎士になろうとしているのではないか、ということ。
もし、そうであれば、彼は彼の人生を歩んでほしい。
しかし、ナイジェルはウィレミナを守る為に騎士になった、と言い彼女の前に跪いた。
「姉様 貴方からのお言葉をください 私を貴方の騎士にすると」
それが彼の希望なら、とウィレミナはナイジェルを彼女の護衛騎士として認めた。
知っている、とは言えないが、恐らく血の繋がりがなく、王族の血を引いているであろう義弟が、その力で自分自身も守ってくれるように、と願いながら。
「姉べったり」!なナイジェル!
序盤、学園へ行くまでは割とシリアスな感じですが。
学園に!行ってからは!
もう、ナイジェルが常軌を逸し始めてる(笑)
そして、元々ウィレミナがナイジェルをいじめてるなんて思っていたのはウィレミナだけだけど。
幼い頃も好意を態度で示していたけど、どうやら伝わってなかったらしい、と察するナイジェルも。
遅くない?!
なんか気づくの遅くない?
そしてウィレミナに気づいてもらえないのは、その無表情のせいなんじゃないかな!
そして、王族・エルネスタ殿下も登場!
ウィレミナと似てる…と、思ったけど、ウィレミナだって、継承権とかそんなは無くとも、王族の血は入ってるんだよね。
エルネスタ殿下の胸元を見ながら、「おなじ…血?」と半眼するウィレミナ可愛かったけど。
ウィレミナ!そこは個人差だよ!(多分)
その後、ナイジェルが王族、王弟の子であると気がついたエルネスタ殿下がナイジェルと政治的な思惑があって急接近して。
ウィレミナは少し寂しくなったりするんだけど。
影ではウィレミナが気になり過ぎて、2人が接近しているような演技が出来ないナイジェルをエルネスタ殿下が「この姉べったり!」って詰ってるのが面白かった。
いや、影でじゃないや。
思いっきりウィレミナに「この姉べったりを借りていくわね!」って言ってた(笑)。
今後の展開が気になりつつも。
ウィレミナにべったりのナイジェルが面白い2巻でした!
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