ねえねえ昨日の夕飯 何食べた?|漫画『きのう何食べた?』
いや、もう、ずっと読んでて、感想書くのとかも今更過ぎて、なんて言ったら良いのか……
と、思って掲載誌であるモーニングのサイトの作品紹介を見たら
短っ!
いや、そうなんだけど! そうなんだけども!
漫画も人気で、ドラマにもなって、映画にもなって、もう充分過ぎるくらい知られている作品ですが。
弁護士である筧史朗(シロさん)と、美容師である矢吹賢二(ケンジ)の40代(※連載開始当時)ゲイカップルが生活を共にしながら、家族のこと、友人のこと、職場のこと、生活のこと、たまに意見が食い違うことがあっても、折り合いをつけながら食卓を囲む……
性別や年齢に関係なく、2人の生活に登場する話題には誰もがハッとさせられるエピソードが見つかる作品です。
よしながふみの代表作になった人気作品
作者は よしながふみ
下記は、講談社モーニングHPの著者紹介ページより
本作と並ぶ代表作は、ドラマ・映画化をされている『大奥』
ちなみに、
もう、よしながふみさんは、『月とサンダル』とか『ソルフェージュ』
くらいから、何だかんだでずっと読んでる作家さんで。皆さん同じかと思うんですけど、読んでない作品、多分ないんじゃないかな?
個人の、しかもあまり読まれてないブログだからコソッと書いちゃうけど、商業誌で描かれてる作品のハードモードを同人誌で出してくださる作家さんでもありますよね。
私も、『西洋骨董洋菓子店』と
この、『きのう何食べた?』の同人誌は所持しております(笑)。
ちなみに、私が1番好きな作品は『執事の分際』
クロードがアントワーヌの無事を神に感謝するシーンは何度読んでも素敵。
ドラマチックなラブストーリーで、『大奥』みたいなお話が好きな方にはおすすめです。(BL作品だけど)
一応、本作はドラマ・映画化もされて大ヒット。
秋からはドラマの第2シーズンの放送も決まっている。
出版社は 講談社
掲載誌・レーベルは モーニング
発売は 2007年11月
既刊21巻。連載中。
長い年月を一緒に重ねられる作品
感想書くに当たって、久しぶりに1巻を読み返したんだけど、2人とも若かったんだね!
連載当時は、40代だった2人。
悩み事も家計のこととか、家族や周囲の理解だったりとか、そんな事が多かった。
それが、21巻の今になると。
親の老後とか、周りの人の家族の変化とかを経て、自分たちの身体の老いのこととかも出てきた。
特にシロさんが五十肩になるお話は年齢を感じたなぁ。
連載当初は、体型維持の運動をしていたシロさんが五十肩かぁ……
あと、ケンジの家族と食事をするエピソードも面白かったです。
シロさんが、あまり行かない夫の実家に行った嫁みたいになってて(笑)。
ついでに、最近ちょいちょい出てくるジルベールとの母娘劇も好き(笑)。
読者も一緒に長い年月を重ねていける、珍しいタイプの作品だと、改めて感じました。
新シーズンのドラマも、この雰囲気を感じられたらいいなぁ。