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この舞台の外にも 世界が広がっている!|漫画『歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!』第5巻


KindleUnlimitedで原作小説が1〜6巻まで配信中。
(2024-10-16現在)

リズは狼から皆を守った――

アリシアはエリックが口走った言葉が、ずっと引っかかっていた。

このデュルキス国に狼はいない。
狼がいるのは、遠いラヴァール国。

何か大変なことが 起きているのかもしれないわ

『歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!』第5巻

狼が発生するイベントはゲームにもあった。
ゲームの強制力で、勝手にこの国に生息していない狼が現れ、消える。

そんな事があるだろうか?

狼が頭から離れないアリシアの元に、ヘンリが新たな事実を持ってきた。

それは、狼が落とした、“貴族のケイト”のカードの存在。

狼襲撃は 世界に用意されたイベントではなく おそらく意図的に送り込んだ人間が存在する…?

『歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!』第5巻

狼の情報を集め始めるアリシア。

その一方で、遠慮なく距離を縮めてくるようになったデューク。

さすがにデュークの気持ちに気づいているよね、とジルに指摘されても、アリシアは、自分の気持ちが恋愛としてなのか、“ゲームの好きなキャラクター”としてなのか、まだ計りかねていた。

ラヴァール国にしかいない狼
ラヴァール国にしか咲かないマディ

ゲームでは多くは語られなかったラヴァール国の存在。

視線の先に広がる景色。
そこにはゲームには登場しない、一人一人の人生があった。

これはゲームではない。
もっと広い世界が存在している。

今、アリシアは、“ゲームの世界”から飛び出そうとしていた。


アリシアの見ている方向が変わった!

常に“ゲームのシナリオ”を意識していたアリシアの視線が。
遂に、“ゲームの世界”の外へ向き始めた!

リズとの関係も、デュークとの関係も“ゲームのシナリオ”を元に考え、行動してきたアリシアが。

ゲームから逸脱しようとしていますね。

大きな転換期だ!

そうなのよ!アリシアはこんな小さな世界に納まるような女じゃないのよ!

今回の後半、ゲームのキャラクターに転生したことを喜んで、ひたすら鍛錬を続けてきたアリシアが「それから」と世界に視線を移すシーンがとても印象的でした。

原作小説も読んでいるから、この先のストーリーも知ってはいるけど、(今までもそうだけど)ここからデュークはものすごく尽くす男になるのよね。

相手がアリシアだから、“尽くす”と言っても、物を贈るとか、わかりやすく溺愛したり甘やかしたりするんじゃないけど(笑)。

あ、現在TVアニメを放送しているからか、現作小説の1〜6巻までがKindleUnlimitedで配信しています(2024-10-15現在)

読んで読んで!

余談だけど、今回アリシアの髪が短くなって、幼い頃のアリシアみたいで可愛かったー!

少し幼く見えるわよね。
この後も色々なアリシアが見れるのが、すごく楽しみ!


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かおり
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