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やっぱりこの子危険や|漫画『光が死んだ夏』第5巻
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これまでの感想はこちら。
突然現れた、民俗学者を名乗る田中に首を切り落とされたヒカル。
何とか元に戻ったものの、よしきが次に目を覚ました時には病院のベッドの上だった。
――昔、達磨塚で見つかったという大量の頭蓋骨だけがない骨。
“弱ってる”と指摘されたヒカル。
“うぬきさん”という昔にあった隠語。そして、今は失われたと言われる“うぬきさん”の信仰。
ヒカルの異変。
忌堂家の罪。
終業式をサボったヒカルは、1人、教室で窓の外を見ていた。
おれは 沢山の人の命を捧げられとったらしい
でもなんか納得やな
正直むしろ しっくり来るというか…
このままノウヌキ様のことが分かったら
ケガレを減らす方法が分かるんか?
ほしたら ずっとこのままで居れるんか?
よしきにとって一番危険なのはケガレやなくて…
ヒカルは光の最後の願いを叶えたつもりだったが。
それが何かを。
全てを狂わせてしまったのではないか。
そして、ヒカルはある決断をした。
アニメ化決定!
【『光が死んだ夏』アニメ化決定!!】
— 光が死んだ夏【公式】 (@hikarugashinda) May 24, 2024
いつも『光が死んだ夏』の応援ありがとうございます!
この度アニメ化が決定いたしました!!
現在鋭意制作中です!
6月4日発売の新刊5巻共々、『光が死んだ夏』をどうぞよろしくお願いいたします!#光が死んだ夏 pic.twitter.com/c2zdcMyMOG
なんと、アニメ化決定だそうで。
面白そうだけど、これ、漫画じゃなくて映像で見せられたら怖いかも(笑)
今回は、前巻から引き続き、村や忌堂家の謎に迫るストーリーでした。
ノウヌキ様や、身体の部位を地名に持った場所、パズルのピースが1つ1つ埋まっていく感じ。
ヒカルの存在が何か、も田中や、暮林さんの視点から、何となくヒントが出てきた感じ。
……って最後でドーン!とひっくり返されたけど(笑)
ええええー?!って。
ここまで来て、ええええー?!ってなって、次の巻までお預けです。
どんな形でもヒカルを失いたくない、よしきと。
自分の存在が引き起こす様々なことについて考えるヒカル。
その2人の対比が切ないのと。
ヒカルのことに気がついた朝子ちゃんが今後どんな風に関わっていくのか。
少しずつ、みんなヒカルのことに気づき始めているんだよね。
だからこそ、このままではいられない。
しかし、今のところ、じゃあ解決策は? と言われてもそれもわからない様子。
暮林さんも、「おれが山に戻ったら解決する?」と聞くヒカルに「サイズが合ってない蓋でも何も被せないよりはええ」って答えだったもの。
それって、完全なる解決策じゃないってことよね。
更に、暮林さんのモノローグでヒカルのことを“この世に生まれて一年足らず”って言ってたのも気になる。
え? 何か山神様的な、というか、昔からいる存在じゃないの?
今まで謎解きに出てきたものと、一部の人に“見えてる”もののズレがあって、とてもモヤモヤする。
あああー! 早く続きが読みたい!
な、最新刊でした。
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