6月17日 さよならはエモーショナル、こんにちはチルアウト
今日は歩いて20分くらいにある温泉に行った。最近できたらしい。ちょうどいい混み具合だった。
帰りにコンビニでお酒を買って飲みながら帰った。
調子に乗ったカス大学生はこのような状況を「chill」と形容するのだろうが、私はカス大学生ではないのでchillとは言わない。インスタのストーリーにもあげない。
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『わたしが行ったさびしい町』を読むと、旅行の愉しみを別の視点で発見できる。
著者はペスカーラに向かう。「ペスカーラ」という名前に惹かれていたからである。ペスカーラという名前から、魚の町と予測して「魚の絵柄のタイルが道に敷きつめられているのではないか」、「町の紋章にも該当のデザインにも魚が使われているのではないか」などと夢想していた。
しかしいざ着いてみると、そんな夢想は裏切られることになる。
そんな町で著者はレストランに入る。窓側の席に案内される。
著者は「最高の旅とはさびしい旅にほかなるまい」とする。本書ではペスカーラのほかに、イポー、名瀬、上野、台南、夢のなかで行った町などについて書かれている。
著者の松浦寿輝は詩人、小説家、東大名誉教授。著書は『冬の本』、『知の庭園――19世紀パリの空間装置』、『人外』など多数。
都会の喧騒にうんざりしている人にオススメ。
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ゲーム『Death Stranding』は、さびしい旅ができる稀有な作品である。
舞台はアメリカ。ポストアポカリプスもので、ほとんどの文明は潰えてしまっている。主人公はそんな世界でものを配達する仕事に勤める。配達人である。Death Strandingの世界では、人と人との交流が絶たれている場合が多い。そんな世界で生きていくためは配達人が重要になってくる。主人公は数々の配達をこなしていき「伝説の配達人」と呼ばれるようになる……。
ゲーム内容は誰かから荷物を受け取って、誰かに配達するというのが基本となる。「それってなにがおもしろいの?」と思われるかもしれない。配達を楽しくするための工夫はゲームの随所に活かされているのだが、今日は特徴的な風景に着目してみよう。
舞台はアメリカ…なのだが、ゲームをみるとアイスランドにかなり近い。たとえば、アイスランドには特徴的な柱状節理があるのだが、ゲームにもそれに似たものが登場する。
なんならこんな記事もあった。
ゲームでは、配達人である以上荷物を持っていくわけだが、荷物は基本背負って持っていく。道が舗装されていないから徒歩で向かうことになる。荷物はかなり重くなることもあり、ダッシュなどできないことがある。
つまり、アイスランドに似た景色を一人とぼとぼと歩いていくことになるのだが、この体験が本当に良いのである。一言でまとめるなら、「エモ」かつ「チル」である(あっ!)。
この魅力は文章でいくらいっても伝わらない気がするので、動画をぜひみてほしい。
ちなみに、ゲームにはマッツ・ミケルセンもでるよ。
要チェック!
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環ROYの音楽を最近聴いている。
↑の二曲が良すぎる。
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機嫌:晴れ
『さびしい町』
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(2022/06/17)
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