考え事をしてしまう深夜
深夜はいろいろと考え込んでしまう時間帯。
昼間はあまり気にならないようなことも、気にしないようにしていたことも、沢山考え込んでしまう。
私の学校には年に一度、弁論大会というものがある。
高1高2の生徒全員が弁論文を書いてそれぞれの担任の先生に提出し、その中から担任の先生が8人選抜する。その選抜された8人がクラス全員の前で発表し、内容や発表態度などを審査基準に投票でクラス代表が1人選ばれる。各クラスで選ばれたクラス代表が生徒約600人と教職員の前で発表し、1位〜3位を決めるといった1つの行事だ。
私は文章を読んだり書いたりするのが好きで、学校でよく書かされるめんどくさい感想文や日誌などもささっと長文で書けるし、書いた文章は褒められることが多いし、読書感想文で賞を取ったこともあるので、自分は文章を書くのが得意なんだと思い込んでいた。
でも今回の弁論大会で、私は担任が選抜する8人にも選ばれなかった。
何度も読み返して少しずつ直しながら頑張って書いた文章だったし、何より自分が納得出来るように書いたから自信があった。
でも、選ばれなかった。
8人にも選ばれなかった。惜しくもなかった。かすりもしなかった。
すごくショックだった
私の担任の先生は理系だからどんな文章がいいのかわかってない、あの子の文章より私の文章の方がよかった、私が選ばれてた方がよかった
そんな最低なことを思ってしまう自分に嫌気がさしたし、私は醜くて汚くて酷い人間なんだと思った。
文章を書くのが得意だと思っていたけど、そんなことないのかもしれない。今まで私の文章を褒めてくれたのはお世辞だったのかもしれない。自分が得意なことはなんなんだろう。
そんなネガティブなことばかり考えてしまうし、いいものが書けたと思っていたのに選ばれなかったことで微妙な文章に見えてきたし、こんなたったひとつの出来事でここまで引きずってしまう自分が嫌になった。
選抜の8人が発表されてショックを受けた日からもう1週間以上経っているけど、まだ消化できずにずっと心の中に残っている。
自分が思っている以上に大きな出来事として心の中に留まり続けているのかもしれない。
このnoteをきっかけに気持ちを整理して、心の中に残っているものを自分の中で消化できますように
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