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※ネタバレあり 『ひきこもりの弟だった』を読んで(課題本読書会の前と後)
2023年1月7日、東京で『ひきこもりの弟だった』を課題本とした読書会を行いました。
今回の課題本は11月に行った課題本決定会で投票者11名中8名が1票を投じ、見事1位に選ばれた作品でした!
▶【東京】2022年11月12日(土) スピンオフ企画レポート“スイーツ会&課題本決定会”
さて、今回も課題本読書会前と後について書いていきたいと思います。読書会前に私一人で読んで感じたことと、読書会で出たご意見をまとめつつ私が感じたことなども加えて書いております。事前にこれをやっておくと頭の整理にもなって当日さらに楽しい!ってことが分かったので、最近はこのパターンでやってます。
課題本読書会は実際に参加してみないと面白さって伝わらないかなーとも思うのですが、ひとまずこの記事を「おお、こんな風なのか!」みたいな感じでお読み頂けましたら幸いです。
基本的にこのシリーズはホームページの方で投稿しているので、どなたでも無料でお読み頂けるようにしているのですが、今回は有料記事にさせて頂きます。ホームページにも載せておりません。というのも、いつもとはかなりテイストが違っておりまして……あまり誰でも閲覧可能な状態には出来ないなと判断しました。当日参加してくださった方はもうお分かりかと思いますが、結果的に笑ってくださったので良かったですけれども、今回主催としてはあるまじき発言をしてしまったなと反省しております。
ただ、今回は課題本を投票にしたケースだったからこそ生じた面白さもあったかなと思いました。基本的にはいつも私が課題本を選んでいるので、選んでいる時点で、私自身はこういう話題になりそうだなとか、ここで賛否両論ありそうだなとか、何らかの予想はしてしまっているんですよね。単純に面白かったで終わってしまう作品だと皆で話す余地がないので、主催としては当日沈黙が続いてしまいそうなものは選べません。
投票の場合、私自身も読んだことがない本も候補リストに入れてますし、投票する皆さんも読んだことがない本の中から「タイトルは知ってるけど読んだことない。けど課題本になったら読んでみたい」みたいなところで投票をして下さってます。そしてそれは課題本読書会を行う上ではぜひぜひなところでもあります。ファンの集まりではありませんし、この課題本読書会を機にその本を読んでもらった方が盛り上がります。
結果、課題本読書会としては非常に面白い回でした!!
では、前置きが長くなってしまいましたが、『ひきこもりの弟だった』に触れていきましょう。ネタバレしてますのでご了承ください。
あ、有料記事なんて読まねえよ!という方は、過去の課題本関連記事がありますので、こちらをチェックしてみてください。こちらでも課題本読書会についての雰囲気がお分かりいただけるかと思います。リンク先は全て当読書会のホームページです。
▶※ネタバレあり 『虐殺器官』を読んで(課題本読書会の前と後)
▶※ネタバレあり 『月と六ペンス』を読んで(課題本読書会の前と後)
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