事実は小説より漫画よりドラマより映画より奇なり⑦
コロナの猛威に比べれば、ひと一人の命の重さは、数字の中に隠されてしまうのでしょうね。感染者何万人、死亡者数何千人、その中に込められた悲劇は、身近な人たちがそれぞれ受け止めるしかないのですよね・・・。
ま、コロナで死んだんじゃないんですけどね(*´з`)
さ、明日父の死を知らない母の退院なので、車いすや介護ベッドをまたお借りしたり、なんだかバッタバタでございます。
で、五月のある日、父の死を知らなかったと現れた初老の女性はこんなことを言います。
「本来ならばうちの主人が来るべきなんですが、昨年脳梗塞で倒れて」
それは大変でしたねと、父の遺影をみながら私たちは相槌。
「うちの主人、奥さんと同じ、I病院に入院していて、もう退院したんですけど」
え?聞いてないなあ・・思いながらもぼんやり顔を見合わせる姉妹。
「奥さんから、ご主人が死んだって聞いて、うちの人も驚いて・・・」
「えぇぇぇぇ????!!!!!!!!」
母から父が死んだとその方のご主人はきいたそうです。
そのご主人とは一週間ほど同じ病院にいたことになるのですが、母からYさんが入院してたとは、ただの一度も聞いたことがありません。
それよりも、母が父の死を知っていた?
そのほうがおどろきです( ゚Д゚)
つづく。
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感謝の気持ちでいっぱいです!!!