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まわりに頼るほうがうまくいく
こんにちは!MENTAの入江です。
人が増えるとできることも増えますよね。いまはMENTA事業部ではメンバーが20人ほどいるんですが、それまでは少なかったので僕がすべて把握することもできてたんです。
でもこの人数になると、動いているプロジェクトもかなり増えてきて、リアルタイムにすべてを把握するのが難しくなりました。というか不可能だし、ぜんぶ僕が指示・確認みたいなことを僕がやっていると僕自身がボトルネックになります。なにより、作業に追われて次の新しい種まきみたいなこともできません。
そんな背景がある中で「課題は動かしながら現場ででてくるもの」なので、すべて任せたほうがうまくいくということに気づきました。
ということから、プロジェクトごとにリーダーとチームをつくりました。
主要方針とゴールを決めてまかせることに
MENTAは「新しいことを学ぶ体験をスムーズにする」というミッションを掲げており、そのためにユーザー数100万人という山を目指しています。この目的のためにそれぞれ4つのプロジェクトがうごいてます。
カテゴリ開拓:エンジニア・デザイン以外の認知度・マッチングがまだまだ少ないため、メンターさんを増やしたり、マッチングが発生するように施策を考えて動いています。
法人向け:MENTAを社内での福利厚生だったり、事業を伸ばすためのスキルアップだったり、開発会社向けにコードレビューメンターの導入を企画しています。
マーケ:そもそもMENTAはユーザー数3万人。まだまだ認知度が低いサービスなので、いろんな方面からMENTAを知ってもらうための施策をおこなっています。
プロダクト開発:ユーザーに愛される、喜ばれるプロダクト体験をお届けするために何ができるか考え動いています。ユーザーによい体験を提供できれば、そこから紹介で広がっていくだろうとう考えをもっています。
この4チームにリーダーをおいて、動き出しました。ゴールだけ決めておいて、何をやるかは現場にまかせるスタイル。もちろん一緒に考えて提案はしますが、判断は基本おまかせすることに。
マイクロマネジメントしないように注意する
ついつい、口を出しそうになったり、進捗確認をこまめにやりたくなってしまうんですが、なるべくそうしないように努力しています。
途中でそういうことをやりすぎると、嫌になってしまうだろうし、自発的に動くことをさまたげてしまうからです。
失敗も含めて、チームの経験・糧になるので、あまり口出しせず、応援する、障害となっているものを取り除く姿勢でいたいと思っています。
経営者の思いつきによってふりまわさないようにしたい
自分が会社員だった頃を思い出しても、苦い思い出はあるんですよね。社長の優先度コロコロ変わったり、言ってること変わったり。でも経営者になって思うのは、これはよくあることです。常に状況も変わっているので今日正しいことが来週もそうではないかもしれない。
これは仕方がないとしても、瞬間的に判断してあれこれ言うんじゃなく、いったん心に留めておいて一晩寝かせて本当にそうなのかな?まで吟味してから伝えるように気をつけるようになりました。
メンバーの時間を奪わない、集中できるように工夫する
上にも通ずるのですが、いろんなことを考えているとあれこれ気がついてバンバン連絡を入れがちになります。でもよく考えるとメンバーにとっては邪魔にもなってるんですね。なので緊急じゃないものについては、送る時間帯などを気にするようになりました。
最近Slackで送信予約機能ができました。これは便利。一般的に人は朝のほうが集中力があるので、朝思いついても急ぎでない限り、送るのは午後にセットするようにしています。もしくは後日にするとか。
ミーティングの考え方
定期MTGはなくし、目的ベースで都度ミーティングを設定するようにしました。進捗だけの報告ならSlackで十分。
だけど、話し合わないとまとまらないとか、方向性を決めたいとか、そんなときは文字でやりとりするより議論したほうが早いです。あとは直接数分Slackコールして話すほうが早いときもあります。場合によって使い分けるのがよいですね。
もうひとつ、Googleでは木曜はミーティングを入れない日とする文化があるそうです。これをまねして、MENTAでも木曜を集中デーとしてミーティングをいれないようにしてみました。Slackでのやりとりもなるべく控えて、それぞれの仕事に集中しやすい日にしたいと思ってます。
1on1で障害をとりのぞく
各メンバーとは定期的に1on1の場をもうけて、困ってることがないかどうかを聞くようにしています。そこで障害となっているものをとりのぞいたり、提案されたものを実行していって最高のチームになっていけばいいなと思っています。
まだ組織としてははじまったばかりですが、これから結果がでていってみんなで喜べる日がくることを目指して、日々がんばっていきます!!
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