エンジニアが営業力つけるとフリーランスでも生きていける
フリーエンジニアの入江慎吾です。
もう受託開発はやめたんですが、僕がフリーエンジニアで7年やってこれたのは、社員時代に営業力をみがいたことが大きかったと思っています。
フリーになるならエンジニアは技術力以外を伸ばしたほうがいい
フリーランスで必要なのはバランスです。開発できるだけじゃなく、営業やデザインなどトータルなビジネス力を磨いておくべき。
営業力はフリーになって、話がきた案件を確実にとるスキルだけでなく、話を広げたり、継続して案件をもらうために必要です。
デザインまでできれば、外注しなくてもよくなる。自分でサービスやアプリをつくるときにも、本当に1人でつくれてしまうのです。ただ、デザイン力まで高めるのはハードル高いですよね。
だから、それよりも「営業力」を磨くべきだと思うのです。
会社にいるうちに失敗しておくこと
会社にいるうちは、いくら失敗しても大丈夫。案件がとれなかったくらいでクビになることはありません。だからフリーを目指しているなら、会社を利用して営業スキルをのばすといいんです。
営業というのは、飛込営業とかではなく対面で話を聞いてニーズを掴み、見積って通せる能力のこと。
僕は制作会社に10年いました。小さな会社でしたので、企画・営業・デザインまでとにかくクライアントに担当が1人ついて全部やるスタイル。結果的に総合的にスキルを身につけることができました。
もちろん新卒1年目は1週かけて作った提案書も全然通りませんでした。もともと話すのは得意じゃないし、内気なタイプですが、数を重ねていくうちに、受注できる確率を90%くらいまで上げることができました。
大事なのは、どんなに綺麗で、情報が多くて、見やすい資料を作ったとしても、相手の求めていること、予算からズレていたら受け入れられないということ。
だから磨くべきなのは、ヒアリング能力。いかに相手の要望を聞き出せるか、そしてその答えをだせるか。
サービスのサポートはヒアリング力が高められる
いきなり対面営業のハードルが高いと思うなら、自社サービス等のサポートをやるのがおすすめです。
昔いた会社では競売不動産情報システムを作っていたんですが、営業もサポート対応も電話で僕含め、社員全員で受けてました。
ユーザーの生の声を聞くと、使う人がどういうことに不満を持っているかがハッキリわかるのでエンジニアこそやった方がいいです。ここで、ユーザーとやりとりすることで相手のニーズを汲み取る訓練ができます。
そもそも、ユーザーの声を直接聞くと使ってる人のことを深く知ることができます。こうやって技術力以外のスキルを磨いておくことこそが、フリーエンジニアの生存確率を上げます。
フリーエンジニアで自分のサービスで生きていきたい人へ
自分のサービスだけで生きていきたい人たちが集まるオンラインサロン「入江開発室」もやっています。
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