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適法な引用 5つの条件

仕事で使っている3つの資格のうち、医業経営コンサルタントとCFPの資格更新が来年年明けの予定で、せっせと更新研修を受けています。

FP協会のウェブ教材ですが、著作権についてわかりやすい研修があったので共有します。

著作権について間違いやすい引用のポイントを確認しました。

適法な引用 5つの要件

①既に公表されている著作物から引用する
ネットや新聞・書籍で公開されている著作物から引用。非公開の勉強会で配布された未出版のレジュメも「公開された著作物」になる。配布した時点で公開されたことになる

②引用部分を明確に区別する
引用する文章は、「カギかっこ」を付ける、「改行する」などで、本文と明確に区別して示す。

③自分の文章が主で、引用文は従
質・量とも自分の文章が主で引用部分は従の関係であること。
 一つ一つの文章は、主従関係を満たしていても、あちこちからのコピペばかりの文章は、専門家としての資質を疑われるので要注意。

④文章中で引用を行う必然性がある
自分の文章の根拠を示すとか、引用文の内容について、本文で意見を述べているような場合など、引用する必然性が示されていること

⑤必要最小限の文章量
引用の目的上、正当な範囲内にあることが必要。具体的には、引用元の著作物の中から、一部を引用すること。数十ページも書き写すのは正当な範囲を逸脱している。

⑥出典を明示する
 引用元の文章のタイトル、著作者、出版社名、発行年月日を明示する。ウェブサイトからの引用では、情報元のURLと機関・会社・著者名、資料名、アクセス日を記載する。

参照:日本FP協会
実務に役立つFPのための著作権ガイド
第1回「執筆活動編」より

ちなみに本文は、「引用」ではなく「参照」です。
「参照」や「参考」はある情報を基に、自分の文章で説明、要約して書くこと。
「引用」は、出典を明記の上、引用元の文章を、一言一句その通りに記述すること。


書籍やウェブメディアで、執筆することが多いので、いつも「参照」「出典」には迷います。「引用」の形で引っ張ってくることはあまりないけど、確認が必要ですね。


#CFP更新研修
#著作権
#引用



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