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【深刻な森林破壊】マダガスカルの植林活動に参加してみた🌳

その日は突然やってきた

朝8時頃、道路を走るタクブルが音楽ガンガンかつ「フォーーーー!」という乗客の叫び声も聞こえてきて、いつもとは違う盛り上がりを感じる。
「何かお祭りでもあるのかな〜」っとのんびり朝ごはんを食べていると、
マダガスカルの友達がやって来て

「今日の午前中は皆んなで木を植えに行くよ!」

【!?】

実は、その友達とは昨日も会ってたけど
一切その話は出てなかった。
急遽木を植えに行くと言われてあまり状況が読めないまま早速出発する準備をする。

車の荷台に乗って移動


会場までは地元の方が車を出してくれるとのこと。
車は荷台があるタイプで、前の助手席、その後ろの座席には既に人が乗っていたので、初めてマダガスカルで荷台に乗ることに!
車の荷台には既に8人ほど乗っていてギューギュー詰め。
狭〜いけど、逆にこの感じがマダガスカルらしさがあっていい!景色も普段の景色とは違って逆再生されてるみたいだった。

もちろん椅子やブルーシートはないので、直座り!ズボン汚れるかな〜とか乗り心地などを気にしてる暇はない(笑)

そもそも車の荷台に人が乗ることは、日本では禁止されているけどマダガスカルで出来てしまうのよね...(^ω^)


約1時間後、会場に到着〜!
どれぐらいの人がいるのか全く知らなかったけど、予想以上に人多い!
ザッと2000人ぐらいは来ているのではないだろうか。

環境省の方がこの取組における活動の説明?をしている。
日陰も全然ない場所だけど、長ーい長ーい説明を聞きながら炎天下の中で皆んなジッと立ってる。

説明が終わったかと思うと会場に変化が。
ステージ前に集合していたが
バラバラバラ〜と皆んなあらゆる方向に散らばっていく。
私も友達が進む方向に付いていく。

マダガスカルにおける森林破壊

マダガスカルにおいて森林破壊は重大な問題として取り上げられています。
ここ最近では60年間でマダガスカルの森林の
約44%が失われてしまいました。

そこで、環境省がこのような形で、
マダガスカル全土で植林活動を行っているわけですね。

植林活動について

今回は、主に3地域の小学校〜中学校の子供や大人が参加していたよう!
合計11,000本の苗が国から提供されたとのこと。
(今後、その管理は住民の人がするみたいだけど管理しきれる量なのかな...)

主には子供が植えてそれを大人たちが見守っている姿が多く見られた。
恐らく、マダガスカルの将来も見据えて子供たちに植樹を体験させているのかなと。
ただ、植えるだけじゃなくてマダガスカルの現状や課題について学んで、植林の技術が皆んな均等に身に付けられるところまで持っていけたらいいのになと思った。

植林方法

広大な土地には既に穴が掘ってあって、
その中に黒色のビニールに包まれた苗が置かれている。
そのビニールを苗から外して穴が掘られた地面に置く。
手で土を被せていく。

終わり。

意外にシンプル。
子供や大人たちもパッパと手際よく植林していく。
特に大人がマンツーマンで指導をしながら植えたりするわけでもなく、皆んな自己流で埋めていってた。(笑)

なので、この苗土に埋まりすぎじゃないか!
斜めに植えすぎてないか!?と
ツッコミを入れたくなるような物も多々あり(笑)

使用後、地面に捨てられていた黒のビニールを集めていると皆んながどうぞ、どうぞと渡してくる(笑)
それを見かけた友達が「私が持つよ」っと言ってくれたけどゴミ箱がないからって地面に埋め始めた(笑)プラスチックを地面に埋めるのは....!!
あとでゴミステーションらしき場所があったのでそこに捨てた🗑

こうやるのよ〜って教えてくれた。

皆んなで植樹をしていた時間は15分ほど
すぐに植え終わってさあ解散!って感じで
凄く呆気なかった植林活動かもしれない(笑)

ただ、この植林活動を通じて将来、
マダガスカルの緑を増やせるキッカケに携われて嬉しかった🌳🇲🇬


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