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(記録)旅に何を期待しているか?

改めて日記をつけるにあたり、メモを掘り返してたら2019/8/20(旅立つ10日前)の思考の吐き出しを見つけたので記録として残しておきます。

愛する会社を退職してまで旅に出て一体何をしたかったのか?知りたい方、
コロナが落ち着いたら旅に出ようか迷っている方の参考になれば。


読みづらくてまとまってないのは堪忍してください。(予防線)

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旅に何を期待しているか?


心の赴くままに、色んな国を見てみること。
今まで触れたことない文化を知ることに、興味がある。

旅をすることで、自分の中でいつの間にか出来上がってしまった「常識」の物差しを根底から覆す何かを求めてる。
経験や思考に多様性を持つことで、物事を捉える視点をたくさん持ちたいと思ってる。

でもこれが、「今、絶対にしなくちゃならないこと」と思っているかというとそうじゃなくて・・・

“何かを得たい”とも“自分を見つめ直したい”とも違う。
抱いてもいない大義を勝手に植え付けないでほしい。

極論、長期で旅できるお金があって、時間を作れたというだけ。
何かをするための対価(犠牲)をちゃんと払う覚悟があっただけ。


ちょっとかっこつけちゃったかも。
もう少し素直に書いてみよう、


決まったルートで決められた時間までに会社に向かう、だいたい毎日同じくらいの時間働く、仕事以外のことを考えたり疑問に感じたり悩んだり選択することなく、家に帰る。時々物を買ったりする。

こういう、「生きることに頭使わなくていい環境」に飽きてしまったというか、つまらなさは感じてた。

本当は、有難くてかけがえのないはずの「平穏の価値」を感じられなかった。
過去の犠牲や努力、奇跡の上に成り立っているはずのものを受け取れない感受性。生きることに麻痺している感覚が嫌になった。

解決のために手っ取り早かったのが
「頭を使い続けなくてはならない環境に身を置くこと」

それが私にとって旅に出ることで得られると、経験則の中で感じていたのかも。


違う国に行くと、その国のルールを覚えて、適応しなくちゃならない。どこへ行くにも、自分で道を選ばないといけない。考えることが多い。予想外のものにも必ず出くわす。「すきなもの」「苦手なもの」がはっきりする。文化が違えば常識が異なる。教育背景、共通認識が異なる人間と接することで価値観の差を感じることができる。何に喜ぶのか、何に嫌悪感を抱くのか、経験することの振れ幅が大きいぶん、感情の言語化もしやすいと思う。

=自分に対しての認知がよりクリアになるんじゃないかなって。

これを自分探しというならそうなのかも。笑


ごちゃごちゃ並べてみたけど、
楽しみなことは、70億以上の人間が地域によって異なる暮らし、文化、思想を持っていること。いろんな生活をしていること。を、知れること。
友達つくりたいとかそういうのでもなく、ただ見て回りたい。

そこに感動がなくてもいい。

知りたい。見てみたい。
が、とりあえず
知った、見てみた。
になればいい。


「旅に何を期待するか?」

ある人から尋ねられたこの質問に対する答えをずっと考えていた。
結局こたえは

「何も期待はしていない」

になるのかもしれない。「期待」はしていない。ありのままを受け止める準備はできてる。面白くても、面白くなくてもいい。

最低限の準備と、最低限の情報をもとに「知らなかったことを知れたら」それでいいです。

むこう60年は生きるとして(長生き。笑)
59年間モヤモヤしないための1年間のスタートです。



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と、いうことでした。

これ、去年だったら公開できなかったな。笑

全体的にみんなとの心理的距離が近すぎて、恥ずかしくって吐露できなかったと思う。

コロナ禍の中で、直接会うことが難しい世の中になったからこそ、恥や見聞をひとまず横に置いてこんなのも投稿できちゃいます。


以上!

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